議会関係
17日~20日
中国東北部に位置する吉林省の長春市・琿春市・延吉市の視察調査を実施しました。
視察一日目は朝8時に自宅を出て、電車、航空機(国際線)、航空機(中国国内線・・・乗客全員が搭乗した後もなかなか駐機場を離れず、結局約1時間遅れで離陸)、そして車と乗り継いで、長春市のホテルに着いたのは夜の10時を回っていました・・・・・と言う事で、この日は丸一日「移動」に時間を費やして終了。
視察二日目の午前中は長春国際汽車博覧会を視察。小生はこの日の視察報告書作成の担当でしたので、視察内容の詳細については、下の報告書を開いてご覧下さい。
中国(長春市)政調査報告書(鈴木宏紀).doc
午後は、長春から延吉へ向かう飛行機(昨日のように機内で待たされるのかと思いきや、この日は逆に出発の定刻時間より10分近くも早く離陸しました・・・しかも何の機内放送もなく)で移動。この飛行機、早く出発はしましたが延吉には定刻通り到着しました・・・中国は大国!・・・無事であれば、あまり細かい事は気にしないみたいです。
延吉の空港からは、幅50m~100m位の川を挟んで、なんとあの北朝鮮を車窓右側に眺めながら、琿春市へ向かいました。舗装状態が芳しくない悪路を100km近いスピードで上下左右に激しく揺られる事約2時間・・・・無事に琿春のホテルに到着。
この日の夜は、琿春市政府外事弁室の金波主任が夕食に招いて下さいました。マツタケ釜めしは絶品でした。金波主任、謝謝(シェイシェイ)!!
視察三日目の午前中は琿春市航務局を訪ねて、初副局長をはじめ関係者4名の方と、中国の国家プロジェクトであるトオモンコウ開発計画にいて説明を受け、その後本県の敦賀港との航路開設等について意見交換を行いました。その後、日本工業団地の現地に赴いて担当の潘さんから説明を受けた後、経済合作区に移動し、日本から進出している小島衣料服装有限公司を特別の取り計らいで視察させて戴きました。
昼は、日本の議長に相当する吉林省琿春市人大常委員の李氏のお招きで、昼食会に出席させて頂きました。謝謝!!
昼食会の後は、ロシア・中国・北朝鮮の三か国が接する三国国境地帯である防川へ、車で往復3時間かけて視察調査に出向きました。ロシアのザルビノ港や北朝鮮のラジン港が目と鼻の先に位置する事を実感できた瞬間でした。しかし気になるのは、琿春市からザルビノ・ラジン両港への交通アクセス網の整備と治安状況・・・今後しっかり検証する必要がありそうです。
この日の視察調査を終え、車で3時間半かけて延吉市に戻った時はさすがに疲れが出てきました・・・爆睡。
視察4日目は、12時15分延吉空港発で韓国の仁川(イーチョン)空港着の飛行機に乗って帰国の途につかなければならないため、1時間ほどの時間を利用して延吉の市場(いちば)視察を実施。食料品物価は日本の約三分の一から四分の一程度ではあるが、平均的な延吉市の所得収入が月に一万五千円である事を勘案すると、収入に対する食料品の価格は日本より高いかも
すべての視察を終え、延吉空港から韓国の仁川空港に向かいました。仁川空港で中部国際空港行きのANAに乗り換えて日本に帰国したのですが、この仁川空港はとにかく広すぎて、乗り継ぎに一苦労(片言の英語を駆使)しました。
自宅に着いたのは翌日の午前1時頃。何とか無事に帰国できました。
視察先でお世話になった琿春市の関係者や福井県上海事務所の皆さん本当に 謝謝!!
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