福井県議会議員　鈴木 ひろき

　１３日（土）は、松岡吉野方面へ表敬訪問に出向かせて頂きました。今月から空いた時間を利用して表敬訪問させて頂いております。４年前に表敬訪問させて頂いた時は知名度が殆ど無かった事もあり、怪訝（けげん）そうな顔でみられたり、時には怪しい人物に間違われたりした事もありました。その為、足取りが重くなりかけた時もありましたが、お陰様で今回は怪しまれる事もありませんし、逆に有難い励ましや応援の言葉に後押しされて、足取り軽くご挨拶に廻らせて頂いております。

　さて、今回の「眼高手低」というタイトルですが、これは他人の作品に対する批判はうまいが、自分の腕前はさほどでもない・・・つまり、「望みは高いが実行が伴わない」、という意味だそうです。そこで、現政権に目を向けてみると、
　・　国会議員定数削減の見送り
　・　国会議員歳費の１割削減見送り
　・　企業団体献金の自粛撤回
　・　鳩山前首相の引退発言撤回
　　　　　　　　　まさに「眼高手低」では・・・・・

　ところで、先の尖閣諸島中国漁船衝突事件のビデオ流出についてですが、ここ数日間の報道により、ビデオ流出の経緯が少しずつ視えてきました。又、ビデオ流出により中国漁船衝突の真相が国民の前に明らかになりました。ビデオを見る限り、中国漁船が日本領海内で海上保安庁巡視船に意図的に衝突させているのは明白です。そこで素朴な疑問を２点、
　１、政府の主張していた、この映像を非公開とする事で得られる「国
　　　益」とは一体何だったのか？？
　２、この映像が「外交の切り札」ならば、いついかなる時にどのように
　　　してこの「切り札」を切るつもりだったのか？
　政府は説明責任を果たすべきで、これを怠れば弱腰外交と批判されるのは至極当然で、国民の信頼は到底得られない。