21日~22日は、総務教育常任委員会の委員として、九州新幹線鹿児島ルート全線開業に伴う効果や長崎ルートの今後の計画等についての調査を行うため、鹿児島市(JR九州鹿児島支社)と博多市(鉄道・運輸機構 九州新幹線建設局)に出向いてきました。
私が今回の視察で最も重要な調査項目としていたのは、新幹線の終着駅に必要な駅の構造や安全対策上欠かせない設備等について調査する事でした。と言うのも、金沢開業により生じる本県経済への悪影響を最小限に留める為には、「福井駅までの先行開業」が大きなカギを握っているからです。
そして、今回の視察調査で得られた情報だけで推測する限りにおいては、福井駅までの先行開業は技術的には可能だと思われます。福井駅は一面二線(駅ホームが一面で、その両側に線路が走る)ですが、終着駅としてのATS装置等の安全装置を設置すれば問題はないようです。(下の写真で、線路の間に見える丸状の物がATSで、線路が二重に見える部分も安全装置です)
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