活動報告
(青年部が中心になり、年賀会終盤には初夢大抽選会が開催された)
100年に一度とも言われている急激な景気後退を受け、国は昨年10月末に中小企業のセーフティネット資金として、緊急保証制度を打ち出しました。本県でも同制度に連動し経営安定資金の枠内で、県が保証料に対して利子補給(0.125%)を行う緊急保証支援分を創設しました。この制度は昨年12月からスタートしましたが、案の定、申し込み・利用者が殺到し、融資枠(50億円)は1ヶ月も経たない間に底をつく状況となり、県は急遽融資枠を専決処分により拡大(200億円)しました・・・・昨年12月24日の事です。
18日(日)に出席させて頂いた永平寺町商工会年賀会も含めて、10数回に渡っての年賀会等で、小零細企業の経営者の方々から色々なお話を拝聴させて頂きましたが、景況は更に悪化のスピードを増している感を強く受けていました。そしてついにそれが現実に・・・・・・年末から大企業の非正規労働者の雇用打ち切りがさかんに報じられていましたが、先日ある新聞の1面に、正規雇用者を一時休業や出向させた時に国から支払われる「雇用調整助成金」の受理が、12月~1月15日迄で、なんと県内で3044人に上った事が報じられていました・・・。
経済情勢が混沌として予断を許さない中、申請はこれからも増加する事が容易に予測されます。小生も、県として国の「雇用調整助成金」に連動した実効性の高い施策を早急に打ち出すことを、年末から県に幾度も要請しています。休業補償等の短期的な雇用維持策だけでなく(勿論これも重要です)、この機会に生産調整等で人員に余裕が出てくる企業の負担を極力軽減しつつ、人材が不足していると言われている介護や農林業へ人材を送り込む事が可能となるような、本県独自の仕組み作りを急がなければなりません。2月議会の最大の課題となりそうです。
埼玉県では、県の景気対策の一環として数年間に渡り、住宅ローンの残額の何%かを年末に現金にて支給する法案を検討中との事。
素晴らしい景気対策法だと思います。我が県も是非とも審議して欲しいですね!
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