議会関係

耳の痛~い話

  • 鈴木 宏紀
  • at 2009/10/21 22:25:50


     (県政記者クラブの皆さんとの意見交換会の様子)

 21日(水)は、我が会派と県政記者クラブとの意見交換会に参加しました。記者の皆さんから県議会や県政に関しての忌憚のないご意見を聞き、今後の県議会・会派運営の参考とするために企画したものです。ただ、議員と記者合わせて約30名が2時間という短時間で意見交換したため、少々消化不良に終わってしまった感は否めませんでした。
 しかしながら記者の方々の指摘の中には、尤も至極と痛感させられる事も数多くありました。
 例えば「定例議会中に行われる一般質問が形骸化しており、理事者(知事)に対しての追及が甘い」とのご指摘・・・・・県議会の一般質問では一括質疑・応答方式を採用している事もあり、「追及」という点ではどうしても甘くなりがちです。この点については、議会終盤に行われる定例議会の総括をする「予算特別委員会」において対応する事としているのですが、だからと言って、一般質問が通り一遍の形式的なものであってはなりません。
 そのためにも、 相手が話を展開をしやすく、時には有益な情報を引き出す事のできる「オープン・クエスチョン」から質問に入り、次第に明確な答弁を得る為の二者択一を迫るような「クローズド・クエスチョン」に移行することが可能な、「一問一答方式」を一般質問でも採用すべきだと考えます。
 また、「政権交代後の来年度の概算要求に、北陸新幹線の金沢~福井間と敦賀駅部の新規着工の整備費が盛り込まれるか否かについて、県当局も議会も事前の情報収集努力が足りなかったのでは」という意見に対しては、真摯に反省しなければなりません。
 その他にもさすがに記者だけあって、議会運営に対しての鋭い指摘や県民益に繋がるような有益な意見も多々ありました。
 最近ややもすれば評論家的な質問や提言になりつつある自身には、総じて耳の痛い話でした。我々議員は、様々な課題に対して県民視点に立ちつつも決して迎合せず、強い責任感を持って大所高所から判断し対処しなければならないと、改めて痛感させられた一日でした。

 

 

 

 

 


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