(左から小生、笠松議員、大久保議員、宮本議員、大森議員)
(上の写真2枚は、npoTRネットの
岸由二代表理事との意見交換会時の様子)
3月31日、同じ会派の1年生議員4人と共に、横浜市港北区の多目的遊水地内にある国土交通省の京浜河川事務所新横浜出張所を訪ね、神奈川県の鶴見川多目的遊水地の調査とサスティナブル(持続可能)な流域文化の育成を目指すNPO法人「TRネット」の活動の調査を実施しました。
鶴見川流域はその85%が市街化され、188万人の流域市民が暮らしています。そのため近年は利水事業よりも主に治水事業に力を注ぎ込んでおり、その特徴としては、川そのものの整備だけでなく、流域全体で治水の工夫をすすめる総合治水方式を採用している事が挙げられます。
その一例が私たちが訪ねた多目的遊水地で、急激な増水時に一時的に洪水を貯留する「洪水調節機能」を有する土地です。その広さは84ヘクタールと広大で、なんと遊水地内には「日産スタジアム」をはじめ、横浜市の総合保健医療センターや障害者スポーツ文化センターがあるほどです。当然これらの施設は河川水が遊水地に越流しても浸水しないピロティー方式が採用されていました。ちなみに総事業費は約1700億円との事でした。
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