{ブランド総合研究所の田中社長(右から三番目)と県会自由民主党の1年生議員}
5月30日(金)、総合ブランド研究所(東京都虎ノ門)にて、「地域ブランドの定義とその開発手法について」をテーマに、本県出身でもある田中社長よりレクチャーを受け、その後意見交換を行いました。
昨年から総合ブランド研究所が実施している、地域のブランド力を「見える化」し、各都道府県や市町村の魅力度をランキングした「地域ブランド調査2007」において、本県は47都道府県中、まさかの46位でした・・・。いま日本中で地域資源を活用しての「地域ブランド」への取り組みが盛んにおこなわれていますが、本県も「ふくいブランド」の推進には力を注いでおり、もう少し上位にランクインされていると思っていました。ちなみに本県に隣接している石川県は9位、岐阜県は10位、京都府は8位、滋賀県は31位です。
田中社長の説明によれば、「地域ブランド」は“観光”・“産品”・“まちづくり”の融合(行政はこれをコーディネイトする)であり、“観光”には消費者ニーズの把握と消費者への情報発信が、“産品”には作り手の徹底したこだわりが、“まちづくり”には地域らしさが、それぞれ求められるとの事でした。
本県には自他共に認める魅力ある地域資源が存在しています。にも拘らず46位に低迷している原因は??? 行政のコーディネイト手法に問題があるのか、それとも地域ブランドの要素を成す、観光・産品・まちづくりの何れかが欠けているのか、それともこれら全てにおいて欠如しているのか・・・・。はたまた観光・産品・まちづくりに関わるリーダー(人材)が育っていないのか・・・・。
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