写真の手前から原子炉廃止措置研究開発センター(旧名称ふげん)・敦賀発電所2号機・敦賀発電所1号機


 敦賀発電所3・4号機の防波堤・護岸工事現場    

 6月3日(火)、小生の所属会派(県会自由民主党)にて、敦賀発電所3・4号機増設箇所等の視察を実施しました。
 まず日本原子力発電(株)敦賀原子力館集会室にて、「敦賀発電所1・2号機の運転状況」・「耐震安全性評価結果(中間報告)」・「3・4号機準備工事の進捗状況」について説明を受けました。その後、約12~13万年前以降に活動したと判断される浦底活断層の地質調査現場と、3・4号機の増設用地の工事現場を視察し、再び原子力館集会室に戻り質疑応答・意見交換を行いました。
 その中で、「現在定期検査中の2号機(定格出力116万KW)が仮に100%で稼動した場合、2号機だけで本県の電力需要をまかなえる」と聞いて思わずビックリ。敦賀3・4号機が運転開始(3号機は2016年・4号機は2017年運転開始予定)すると本県だけで15機の原子力発電所が稼動する事になり、その総定格出力は約1430万KWにもなります。単純に計算すると、本県並みに電力を使用する12県分に電力供給できる事になります。
 本県は、わが国において有数のエネルギー供給県であり、地球温暖化防止にも大きく貢献している事を再認識するとともに、耐震基準の安全性や管理体制を厳正に監視しなければならない事を痛感させられた一日でした。

 


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