視察・学習報告
7月22日
会派県外視察一日目は広島電気鉄道(株)にて、電車カンパニーバイスプレジデントの藤本氏より「LRTシステム化に向けた取り組み」について説明を受けた後、意見交換を行いました。
広島電鉄さんの鉄道営業キロは16.1km、軌道(路面)営業キロは19kmで、合計35、1kmです。しかしながら、昨年度の電車部門の年間乗車人員数は、なんと約6000万人当然の事ながら黒字経営です。半径2.5km以内に病院・学校・公共施設・観光地がコンパクトに配置されており、且つ、広島市は120万都市でもあり、本県のえち鉄や福武線とは背景が違いすぎる・・・・。
広島電鉄本社にて 車両基地にて(後方は定期点検中
のLRVのグリーンムーバーマック
ッス)
JR広島駅からは、写真のLRV 各都市の車両がある車両基地
に乗り込み広電本社へ向かいました
7月23日
会派県外視察二日目。岡山電気軌道(株)にて磯野専務から「地方鉄道が生き残る必要条件等」についてレクチャーを受けました。
ちなみに岡山電気軌道は、軌道(路面)のみで総延長は僅か5km。しかしながら昨年度の年間利用者数は356万人で、広電と同じく黒字経営です。
東山線の終点に到着した会派議員 説明を受ける会派議員
(写真左)と、乗車した路面電車
7月24日
会派の県外視察から戻った翌日は、福井県歯科医師会へ出向いて、公明党の石橋議員にも加わって頂き、「出張政務調査会」を実施しました。
歯科保健事業について説明を受けた後、意見交換を行いましたが、歯科医師会からの様々な要望やプレゼンを一つでも県政の中で実現させていく事が重要であると痛感しました。
参加した会派議員
7月29日
永平寺町自衛消防操法大会を見学させて頂きました。
防火協会会長の田中さんと 蒸し暑い中参加された地区自
主防災組織の皆さんご苦労様
でした
7月31日
会派の1年生議員と共に一泊二日で県外視察に出向きました。
一日目は第三セクターで運営している万葉鉄道へお伺いし、中上総務課長さんから、廃線の危機を乗り越えて現在ではアイトラムという愛称のLRVを導入するまでに至った経緯等について説明を受けました。
万葉鉄道は路線延長12.8kmで、軌道(路面)が7.9km、鉄道が4.9kmです。沿線人口は高岡市が約18万人で旧新湊市が約3万6千人で、路線の一部はJR氷見線と平行して走っており、多面に渡って福武線とよく似ています。
中上さんは、万葉線存続の大きな力となったのは「沿線の市民パワー」と言い切りました。中上さんの話を聞いていると、廃線寸前まで追い込まれた万葉線が、今は未来へ向かってしっかり歩き出している感を覚えました。
これまでに様々な地方鉄道を視察・調査してきましたが、第三セクターであろうが民間企業であろうが、ローカル線の存続には沿線住民のパワーと生活の一部としてローカル線を育む気持ちも必要不可欠で、このようなパワーやマイレール意識なくしては地方鉄道は支えられないことを改めて認識させられました。
これから乗り込むアイトラムを 車両基地にて
バックに写真をまず1枚
8月1日
会派の1年生議員の県外視察二日目は、伏木富山港への視察・調査の実施です。伏木富山港湾事務所の大釜所長さんから「みなとの役割」と「伏木富山港の港勢と概況」について説明を受けました。
その後港湾事務所の橋本課長さんと共に、新湊地区のみなとオアシス海王丸パークや、伏木地区の定期貨客船岸壁と長さ650mを誇る万葉1~3号岸壁を視察させて頂きました。
兎にも角にも、そのスケールの大きさには驚きました。また、敦賀港鞠山南地区の多目的国際ターミナルの今後の課題も少しは見えてきました。
大釜所長・橋本課長さんから説明を受ける1年生議員
右の方に見えるのが年間約63000TEU(現在の敦賀港の約10倍)を取り扱うコンテナヤード
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