議会関係

国直轄事業の地方負担金は廃止すべき??

  • 鈴木 宏紀
  • at 2009/4/21 16:40:02


    (写真左から、挨拶中の屋敷会長・小生・笠松議員)

  20日(月)は、福井県議会中部縦貫自動車道建設促進議員連盟の役員の一員として、福井河川国道事務所へ表敬訪問に出向きました。
 屋敷会長の挨拶後、今年度から新しく赴任された森所長さんのご挨拶を頂き、その後意見交換を行いました。最大の懸案事項であった大野油坂道路が昨年度末に事業認可がおりた事もあり(大野東~泉区間)、前回訪れた時のような緊迫感はなく、終始和やかに質疑応答が行われました。小生は、「小生の地元の福井北ICからの工事着手のお願い」と、まだ基本計画区間(事業未認可)となっている「泉~油坂峠間の事業認可の見通しについては、B/C(費用対便益)に関して一抹の不安を抱いている」という事を伝えました。

 話は変わりますが、この中部縦貫自動車道の整備は「国の直轄事業」です・・・・マスコミを賑わしているあの「橋下知事」は、国の直轄事業の地方負担金の廃止を声高々に求めています。

 国直轄事業に関して個人的には、事業費に係る地方負担金と、維持管理に係る地方負担金を区別して検証する必要があると考えています。以下、現在の個人的な考えです。

 維持管理費用に係る地方負担金については、本来管理主体(国)が負担すべきもので、原則地方負担金は廃止すべき。

 事業そのものに係る負担金については、本県のように整備の遅れている地域に配慮し(事業そのものの見直しや事業実施に遅れが生じないよう)、段階的に地方負担金を縮減する。何よりも大切な事は、その負担金の内容(使途明細等)を積極的に公開(情報開示)して透明化を図る事や、事前協議できる仕組みを導入する等して、地域住民の理解を得る事が肝要ではないでしょうか。


 

 

 

 


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