議会関係
(本会議に先立ち、会派総会で副知事2人制について最終協議する様子)
定例議会最終日の8日、我が会派議員全員(議長を除く26名)の反対で、「二人目の副知事人事議案」は否決されました。
以下、我が会派が副知事2人制を否決した理由です。
* 行財政改革に逆行し、県民の理解を得られない
* 本県の諸課題に対処するためとの理由だが、今の経済状況下
や財政難の折に、人件費増額を伴う副知事を2人とするだけの
妥当性が見当たらない
* 今回の人事議案も含め、重要課題の議会への事前の説明不足
で、議会とコンセンサスをはかろうとする意思が希薄すぎる
* 過去に副知事2人制を不要とした経緯との整合性がない
* 総務省出身官僚の副知事は地方分権にも逆行し、「天下り」との
疑義は拭えない
ここからは小生の個人的見解です。
本会議開会前に、知事から直接「副知事2人制」の必要性について説明を受けました。しかし残念ながら、本県の諸課題に対して期限を決め、なんとしてでもその課題をブレイクスルー(解決)するという覚悟と熱意を、知事から感じ取ることはできませんでした・・・・。これでは県民の皆さんに、今の時期に副知事2人制を認めた理由の説明責任を果たす事はできないと判断し、小生も覚悟を決めて反対の立場をとりました。(但し小生は、これからの地方分権時代に備えトップマネジメントの強化の必要性は認識しています。)
また今朝の新聞に、賛成をした他会派の議員が「国との関係が悪化し、県民の利益が損なわれたら本末転倒だ」と漏らしたとの記事が掲載されていました。えっ脱官僚の政治を目指す民主系の議員から出た言葉とは思えない・・・・・地方の事は地方が自ら責任を持って決定する、県民益に繋がる地方分権を目指す今、未だに国のご機嫌取りを肯定するような姿勢こそ、本末転倒である
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