視察・学習報告
(山形駅周辺整備事業について山形市都市整備課より説明を受けている様子)
11月6日~7日の二日間で土木・警察常任委員会の県外視察調査を実施しました。一日目は「山形県における入札制度改革」、二日目は「山形駅周辺整備事業」について視察調査しました。
一日目
山形県では今年3月から「山形県公共調達改革計画」を実行しており、来年1月~250万円超の建設工事は原則、条件付一般競争入札を実施するとの事です。又、価格と品質で総合的に優れた公共調達を確立する為、総合評価落札方式を平成16年度より実施しているとの事でした。
更に今年度は、価格と品質確保について検討する「公共調達改善委員会」を設置し、今後の公共調達のあり方を検討する準備も進めていました。全国でも入札制度改革の進んでいる県という印象を受けましたが、公正で透明性を確保し、かつ品質確保を図り、良質な社会資本整備のための入札制度を、一朝一夕に確立する事の難しさも痛感させられました。
二日目
駅周辺整備事業は平成3年度から着手され、霞城(がじょう)セントラルビルを初めとした公共施設等に総額約490億円、土地区画整理事業に約303億円が投資されており、特に一昔前は駅裏と称されていた西口は「新都心地区」としての都市機能が整備されており、市職員の「最近になり、中心市街地の人口が増加している」という説明にも納得。
(下の写真は24階建ての県・市・民間の施設から構成されている多機能複合施設の霞城セントラルビル)
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