お知らせ

棚倉町議会9月定例会開会

付議議案に対する町長説明(全文)

平成28927日招集

4回棚倉町議会定例会提出議案町長説明要旨

 

本日ここに、平成28年第4回棚倉町議会定例会の開催にあたり、御出席を賜り心より感謝を申し上げます。

 

本定例会に提出いたしました議案の説明と報告に先立ち、94日に投開票が行われました町長選挙に際しましては、p員各位並びに多くの町民から温かい御支援をいただき、再び当選させていただきました。

「住民が主役のまち」「安心で優しいまち」r誇りと愛着のもてるまち」を基本理念とした第6次棚倉町振興計画や、棚倉町まち・ひと・しごと創生総合戦略をもとに、生きがいのあるまちづくりを目指し、地域の中でも家庭の中でも、全ての人に役割があり、自分達の地域は自分達で創るという意識を醸成させ、棚倉町を自信をもって自慢できる町づくりに先頭に立って、取り組んでまいる所存でありますので、議員の皆様におかれましても、チーム棚倉の心強いメンバーとして、御支援御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

さて、本定例会に提出いたします議案は、専決処分の報告2件、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく報告1件、専決処分の報告及び承認1件、平成28年度補正予算に関する議案7件、条例の制定議案1件、平成27年度棚倉町一般会計及び特別会計並びに上水道事業会計の決算認定に関する議案9件の総数21件であります。

 

議案の説明に先立ち、町政の状況について御報告申し上げます。

 

まず、817日に発生いたしました台風7号などの大雨による被害状況についてでありますが、町道等で6箇所、農地で9箇所、農業用施設で5箇所、林道施設で8路線が被災したため、緊急を要する箇所については、災害復旧等所要の対策を取ったところであり、今後も必要な対策を講じてまいります。

 

次に、922日から25日に実施しました新棚倉藩物語、「町まるごとミュージアム」についてでありますが、「奥州棚倉藩評定、復活の城赤館城と棚倉城」をテーマに、棚倉藩歴代藩主の子孫や大徳寺芳春院住職等によるディスカッション、赤館城と棚倉城に関する講演会、棚倉城跡ウォーキング、棚倉藩大茶会等を実施しましたところ、県内外から多くの参加者を得て本町の持つ歴史的な魅力を大いにPRできたものと考えております。

次年度においても本町の歴史資源等を活かした魅力ある事業を展開していきたいと考えております。

 

次に、5年日を迎尺る米の全量全袋検査についてでありますが、昨年同様、町内福井にあります運送会社と倉庫の賃貸借契約及び検査業務の委託契約を行い、今月15日より検査業務を開始したところであります。

 

次に、京セラ株式会社福島棚倉工場についてでありますが、本社から執行役員上席総務人事本部長が今月7日に来庁し、福島棚倉工場の今後の見通しについて報告がありました。内容につきましては、京セラ株式会社において福島棚倉工場での次の操業を検討したところ、新たな事業をなかなか見出せない状況であるため、福島棚倉工場での操業を一時止めることになるが、長期間の中止には懸念が残ることから、他企業による利用の検討も含め、

土地や建物が出来るだけ良い形で役立つよう努力したいとの報告を受けたところです。

そのため、町では引き続き、京セラ福島棚倉工場でできるだけ早期に新たな操業の開始についての要望と、町が自ら新たな産業創出活動を行うことへの了承を得たところであります。

 

次に、今年度から実施する小児インフルエンザ予防接種についてでありますが、回数と対象者の拡大を図り、1歳以上13歳未満児は2回、13歳以上18歳以下は1回、それぞれ2,000円の助成を行うこととしたいと考えております。

 

次に、来る109日に棚倉田舎倶楽部において、第11回全日本小学生ゴルフトーナメントが開催されることになりました。この大会は、各地区予選を勝ち抜いた小学生の決勝大会で、大会の様子がBS日テレで放送されますので、本町のPRとゴルフを利用した定住、交流人口創出のきっかけづくりになるものと考えております。

 

次に、提出p案につきましてその概要を御説明申し上げます。

まず、報告第4号専決処分の報告についてでありますが、平成28712日に山岡小学校敷地内において発生した物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、専決処分したので報告するものであります。

 

次に、報告第5号専決処分の報告についてでありますが、平成28520日に棚倉町大字棚倉字堀川地内の県道において有害鳥獣駆除活動中に発生した物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、専決処分したので報告するものであります。

 

次に、報告第6号平成27年度決算に基づく地方公共団体の財政の健全性に関する比率の報告についてでありますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、財政の健全性に関する比率の報告をするものであります。

 

次に、承認第7号専決処分の報告及び承認についてでありますが、平成28年度棚倉町一般会計補正予算であり、法人町民税において、予定申告による納税額の確定申告に伴う税額更正減により生じた還付金の増額補正、及び町消防団が小型動力ポンプの部で県大会に出場するための経費を計上するための増額補正を行なったものであります。

 

次に、議案第50号平成28年度棚倉町一般会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金、諸収入、町債等の増額補正及び町税の減額補正であり、歳出につきましては、農林土木災害復旧費をはじめ、組織機構改編等に伴う人件費、役場駐車場用地取得費、国保・介護・簡水・公共下水各特別会計への繰出金、除染対策事業費、観光施設管理費、消防施設修繕費、小中学校備品購入費等の増額補正のほか、当面する事務事業に係る経費の補正であります。

 

次に、議案第51号平成28年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算についてでありますが、平成30年度からの国保事業の制度改正に伴い、県の納付金等算定標準システムへのデータ連携のためのシステム改修費用、職員の人事異動等に伴う人件費等の増額補正であります。

 

次に、議案第52号平成28年度棚倉町介護保険特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、平成27年度精算に伴う返還金等の増額補正、及び要支援12の方を対象とした介護予防サービス事業を101日から新しい総合事業へ移行するための予算の組み替えによる補正であります。

 

次に、議案第53号平成28年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、繰越金及び地方債の増、歳出につきましては、将来の経営戦略を踏まえた棚倉町水道ビジョン策定業務委託費、及び山岡簡易水道施設緩速ろ過前処理装置設置工事に伴う既設電気設備改良工事費の増額補正であります。

 

次に、議案第54号平成28年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、繰越金の増、歳出につきましては、将来の経営戦略を踏まえた棚倉町下水道事業経営戦略プラン策定業務委託費、及び公共桝設置工事費の増額補正であります。

 

次に、議案第55号平成28年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、繰越金の増に伴う繰入金の減、歳出につきましては、人事異動に伴う人件費の減、棚倉町下水道事業経営戦略プラン策定業務委託費の増等による減額補正であります。

 

次に、議案第56号平成28年度棚倉町上水道事業会計補正予算についてでありますが、主な内容は、人事異動に伴う人件費、及び将来の経営戦略を踏まえた棚倉町水道ビジョン策定業務委託費の増額補正であります。

 

次に、議案第57号棚倉町____.般職の任期付職員の採用等に関する条例についてでありますが、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、一定の期間において発生する業務や育児休業中の代替職員など、任期を定めて職員を採用する場合に、必要な事項を定めようとするものであります。

 

次に、認定第1号平成27年度棚倉町一般会計決算認定についてでありますが、平成27年度における本町財政につきましては、前年度と比較しますと、歳入では法人町民税の減により町税が総じて減となりましたが、地方交付税、国県支出金の増等により、歳入合計761,0046千円となりました。

また、歳出面では、ふくしま森林再生事業の農林水産業費や社会資本整備総合交付金事業の土木費が前年に比べ減となったものの、地方創生関連事業を中心とした総務費、除染対策事業や東白衛生組合負担金等による衛生費、地域消費喚起型事業による商工費の増等により、歳出合計713,4179千円となったところです。

この結果、歳入歳出差引残額は、47,5867,097円となりました。このうち翌年度へ繰越すべき財源として7,9307千円と、財政調整基金への積立て19,900万円を除いた残額を平成28年度に繰越したところであります。

 

次に、認定第2号平成27年度棚倉町国民健康保険特別会計決算認定についてでありますが、平成27年度の棚倉町国民健康保険特別会計決算は、歳入合計189,7796,965円に対し、歳出合計178,6631,387円となり、差引き11,1165,578円の剰余金となったところであります。

この剰余金は、歳入において県からの特別調整交付金が見込額を大きく上回ったことと、歳出において医療費の支出見込み額が予想を下回ったことが主な要因であります。その結

果、この剰余金を繰越金として28年度の本算定時の歳入財源とし、保険税の軽減を図ったところであります。

国民健康保険事業の運営は、依然として厳しい環境にありますが、今後とも町民の暮らしと健康を守る基礎的な社会保障制度でありますので、その財源確保と保険事業の推進や医療費の抑制に努めてまいります。

次に、認定第3号平成27年度棚倉町後期高齢者医療特別会計決算認定について、

認定第4号平成27年度棚倉町介護保険特別会計決算認定について、

認定第5号平成27年度棚倉町簡易水道事業特別会計決算認定について、

認定第6号平成27年度棚倉町公共下水道事業特別会計決算認定について、

認定第7号平成27年度棚倉町農業集落排水事業特別会計決算認定について、

認定第8号平成27年度棚倉町霊園整備事業特別会計決算認定について、

 

でありますが、それぞれ会計目的に沿った事業を実施したところであります。

 

なお、それぞれの会計別決算の詳細につきましては、各会計の決算事項別明細書及び主要施策の成果に関する説明書のとおりであります。

 

次に、認定第9号平成27年度棚倉町上水道事業会計決算認定についてでありますが、平成27年度の上水道事業の業務概要は、給水世帯で4,693世帯、給水人口は13,545人、年間総有収水量は1325,046立方メートルになり、前年度対比2.2パーセントの微増になりました。決算におきましては、給水収益で前年度対比10パーセントの増収となり、収益的収入で49821,759円、収益的支出で36,4513,989円となり、単年度純利益は4,5307,770円となりましたが、このうち長期前受金戻入分2,3593,778円を除く実質的な純利益は2,1713,992円となりました。

また、資本的収入は1,8133,937円、資本的支出は17,9298,215円となり、支出額に対する収入不足額については、過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、建設改良積立金により補てんし決算したものであります。

 

以上が本定例会に提出いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましてはそれぞれ主管課長より説明させますので、慎重御審議の上、御議決並びに御認定を賜りますようお願いを申し上げ、提出議案の説明といたします。

 


  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://local.election.ne.jp/tb.cgi/17519

エレログ(地方版)TOP | エレログとは | 運営会社 | 免責および著作権について | お知らせ

Powered by i-HIVE inc., 2004 - 2006. このサイトは、コミュニケーションブログ コムログ ( ビジネスブログ )を利用して運用されております。