第4回棚倉町議会定例会

  • 松本 英一
  • at 2015/12/22 18:36:11

10時開会、11時から12時まで私が議長を務めました。


なお、全議案が可決されました。 

平成271222日招集

4回棚倉町議会定例会提出議案町長説明要旨(全文)

 

本日ここに、平成27年第4回棚倉町議会定例会の開催に当たり、年の瀬を迎えお忙しい中、御出席を賜り心より感謝を申し上げます。

本定例会に提出いたします議案は、専決処分の報告及びその承認1件、平成27年度棚倉町一般会計及び特別会計並びに上水道事業会計補正予算に関する議案6件、条例の制定議案1件、条例の廃止議案1件、条例の一部改正及び全部改正議案2件、棚倉町公の施設の指定管理者の指定についての議案1件の総数12件であります。

 

議員各位の任期もあとわずかとなりましたが、この4年間、厳しい財政状況のなかで、議員各位の御理解と御協力により本町行政が着実な進展を見ましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。

 

ここで、この4年間の主要な事業を振り返って見ますと、厳しい経済情勢の中、企業の新増設が行われるなど従来からの施策の成果があらわれるとともに、平成233月発生の東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故からの復旧と復興及び風評被害対策に大きな労力を費やした時期でもありました。

 

このような状況の中、平成23年度は、放射性物質簡易測定器を導入し、食品衛生法に基づく農産物の放射性物質検査を開始し、生産者や消費者の安全安心を確保してまいりました。また、児童・生徒の安全安心のための教育施設の環境整備につきましては、棚倉小学校屋内運動場及び棚倉中学校屋内運動場並びに柔剣道場耐震補強改修事業を実施してまいりました。

 

平成24年度につきましては、米の全量全袋検査をはじめとした原発事故による風評祇害対策事業を本格化させ、生産者や消費者への安全安心や農産物等の消費拡大のPRを実施してまいりました。また、除染対策事業や防災無線のデジタル化事業として消防防災避信基盤整備事業、棚倉幼稚園改築事業や社会教育複合施設整備事業としての図書館整備事業、総合体育館耐震補強改修事業に着手し、町民の安全安心を優先した事業を実施してまいりました。

 

平成25年度につきましては、除染対策事業や森林再生事業など原発事故に伴う事業を実施したほか、第5次棚倉町振興計画に掲げた目標達成に向けて財源の有効活用を図りながら各種施策の推進に努めてまいりました。

 

次に、幼稚園の3年保育についてでありますが、第6次棚倉町振興計画及び棚倉町子ども・子育て支援事業計画に基づき本町での幼稚園教育の充実を図るため、平成30年度からの本格実施に向けて検討を進めておりますが、3年保育実施の様々な課題の洗い出しと対応策を考えていくための試行と、更には待機児童の解消の方策として、平成28年度に、棚倉幼稚園において1クラス25名定員の3歳児クラスを設けることといたしました。

 

次に、1010日からil日に町村合併60周年記念事業として開催しました、新棚倉藩物語、「町まるごとミュージアム」についてでありますが、「奥州棚倉藩評定、関ヶ原合戦からの復活」をテーマに、棚倉藩歴代藩主の子孫によるディスカソション、立花宗茂公や丹羽長重公に関する講演会、町内歴史散策等を実施いたしましたところ、県内外から多くの参加者を得て本町の持つ歴史的な魅力をPRできたものと考えております。

今後とも引き続き歴史的資源を活用して情報を発信していきたいと考えております。

 

次に、議案の概要についてご説明申し上げます。

承認第8号専決処分の報告及びその承認についてでありますが、去る1027日に内閣府の発表に基づき全国のモデルとなる地方創生事業に取り組む、地方創生先行型交付金・先駆的事業の採択を受けた、本町のルネサンス棚倉を核としたヘルスツーリズム事業とヘルスケア産業の創出事業及び福島県議会議員一般選挙に係る経費の増額補正であります。

 

次に、議案第56号平成27年度棚倉町一般会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入については、町税、国県支出金、寄附金、繰越金、諸収入、町債等の増額補正、地方交付税、繰入金等の減額補正であり、歳出については、総務費、民生費、災害復旧費等の増額補正、衛生費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育費、公債費の減額補正のほか、当面する所要の経費の増額補正であります。

 

次に、議案第57号平成27年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入については、事務費、人件費に係る一般会計からの繰入金の増額補正であり、歳出については、職員費や国保事業報告システム改修に係る事務費、更には葬祭費の増額補正と保健衛生普及費の減額補正であります。

 

次に、議案第58号平成27年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、山岡簡易水道施設における岡田地内配水管布設替え工事について、棚倉土木事務所との占用協議により、布設ルートを変更し工事発注したことによる、町債次に、幼稚園の3年保育についてでありますが,6次棚倉町振興計画及び棚倉町子ども・子育て支援事業計画に基づき本町での幼稚園教育の充実を図るため、乎成30年度からの本格実施に向けて検討を進めておりますが、3年保育実施の様々な課題の洗い出しと対応策を考えていくための試行と,更には待機児童の解消の方策として.平成28年度に、棚倉幼稚園において1クラス25名定員の3歳児クラスを設けることといたしました。

 

次に、1010日から11日に町村合併60周年記念事業として開催しました、新棚倉藩物語、「町まるごとミニー一ジアム」にっいてでありますが.「奥州棚倉藩評定.関ヶ原合戦からの復活」をテーマに、棚倉藩歴代藩主の子孫によるディスカッション.立花宗茂公や丹羽長重公に関する講演会、町内歴史散策等を実施いたしましたところ,県内外から多くの参加者を得て本町の持つ歴史的な魅力をPRできたものと考えております。今後とも引き続き歴史的資源を活用して椿報を発信していきたいと考えております。

 

次に、畿案の概要についてご説明申し上げます。

承認第8号専決処分の報告及びその承認についてでありますが.去る1027日に内閣府の発表に基づき全国のモデルとなる地方創生事業に取り組む,地方創生先行型交付金・先駆的事業の採択を受けた、本町のルネサンス棚倉を核としたヘルスツーリズム事業とヘルスケア産業の創出事業及び福島県畿会譲員一股選挙に係る経費の増額補正であります。

 

次に、謹案第56号平成27年度棚倉町一般会計補正予算についてであnますが,主な内容は、瀬入については、町税、国県支出金、寄附金、繰越金、諸取入、町贋等の増額補正.地方交付税.繰入金等の減額補正であり、歳出については.総務費,民生費.災害復旧巽等の増額補正、衛生費、農林水産業費.商工費、土木費,消防費.教育費.公償費の囎補正のほか、当面する所要の経費の増額補正であります。

 

次に、議案第57号平成27度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算についてでありますが主な内容は,歳入については,事務費、人件費に係る一般会計からの繰入金の埆頻補正であり.歳出については,職員費や国保事業報告システム改修に係る事務費、更に葬祭費の増額補正と保健衛生普及費の減額補正であります。

 

 次に.議案第58号平成27年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算についてでありまずが、主な内容は.山岡簡易水道施設における岡田地内配水管布設替え工事について棚倉士木事務所との占用協議により、布設ルートを変更し工事発注ことによる、町債及び工事請負費の減額補正であります。

 

 に、議案第59号平成z7年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入にっいては、受益者負担金及び一般会計からの繰入金の増額補正、歳出については,一般職員費、報償費及び公共汚水桝設置工事の増額補正と,公債費の減額補正であります。

 

次に、議案第60号平成27年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算についてであますが、主な内容は、歳入については、農業集落排水施設分担金一括納付と繰越金の増額補正及び一般会計からの繰入金の減額補正であり、歳出については、分担金の一括納付に伴う報償費並びに処理場における修繕費の増額哺正であります。

 

 次に、議案61号平成成27年度棚倉町上水道事業会計補正予算についてでありますが、主な内容は、収益的収入は水道使用料の増額補正であり,支出について1?営業費用の原水及び浄水費の修繕費の増額,動力費の減額、総係費では委託料の増額及び政価償却費の減額補正であり、特別損失は固定資産台帳見直しに伴う過年度分の減価償却費の増額補正であります。

 資本的収入及び支出については,収入は石綿セメント管更新事業に伴う施工量等確足に伴う企業債借入の減額補正であり、工事分担金は住宅新築の増に伴う上水道布設工事分担金の増額補正であり、支出については、人事異動に伴う一般職員費の威額補正及び石綿セメント管更新事業における、測量設計業務委託並びに石綿セメント管更新工事の施工量等の確定に伴い、今後の見込額を精査したことによる委託料及び工事請負費の減額補正であります。

 

 次に、議案第62号棚倉町個人番号の利用等に関する条例の制定についてでありますが、 今回、制定しようとする条例は、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」.いわゆる、「番号法」に定められている仕会保障・税・災害対策分野の事務に関連する事務で.町においてマイナンパーを独自に利用する事務を邉加する場合や,法定事務であっても各種事務ごとに必要となる特定個人情報の連携をする場合は、条

例でその旨を定めなければならないことから、今回.関係する条例を制定するものであります。

 

 次に.議案第63号棚倉町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが.平成28年ユ月からの個人番号カードの交付に伴い、この個人番号カードを印鑑登録証として利用するため改正するものであります。

次に、議案第64号棚倉町住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例についてでありますが、先に町政の状況で申し上げましたように住民基本古帳カードの利用による自動交付機での証明書の交付につきましては、平成282月末日をもって終了するため、本条例を廃止するものであります,

 

 次に議案第65号棚倉町課設置条例についてでありますが、効率的かつ動的な組織機構のもと、住民ニーズに応え第6次棚倉町振興計画に掲げる各種施策の着実な推進が図られる体制とするため、棚倉町課設置条例の全部を改正するものであります。

 今回の改正は、課の分掌事務の移動及び課名の変更でありますが、主な内容は、現在の企画情鞭課に観光に関する事務を移し課名を地域創生課に、商工農林課の課名を産業振興課に.建設課に農林土木に関する事務を移し課名を整備課にしようとするものであります。

 また、教育委員会に保育園及び子どもセンターに関する事務を委任し、保育園から中学校まで一体的に切れ目なく取り組み.子育て環境・教育に関して町民の要請に応えられる組廠としたいと考えております。

 

 次に議案第66号棚倉町公の施設の指定管理者の指定についてでありますが、棚倉町公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第1項第1号の規定により選定いたしました指定候補者である「株式会仕ルネサンス棚倉」に、公の施設でありますルネサンス棚倉の管理を行わせるため、地方自治法第244条の26項の規定により議会の議決を求めようとするものであります。

 

 以上が本定例会に提出いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましてはそれぞれ主管課長より説明させますので、慎重御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げ提出議案の説明といたします.

 


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