福井市中央公民館の市民公開講座を聴講しました。
今回の講師は、最近は〝ほんまでっかテレビ″でもおなじみの武田邦彦先生で「環境問題のウソと本当の話」という演題での講演です。平日の開催にもかかわらず、多くの市民が参加していました。
著書の『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』を5年ほど前に読んだ事があります。その頃はダイオキシン問題が大きく報道されているなか、リサイクルは行政、事業者のごまかしだと書かれていました。最近は福島の原発事故関連での発言が注目されています。
講演では、学者らしい話、展開で、(確率的に、統計学的にみて)「福井の原発も2、30年のうちにやられる」とばっさり、現在の原発は「安全ではない」という立場で話されていました。
たまたま原子力保安院が関西電力大飯発電所3、4号機のストレステスト一次評価を「妥当」と示したが、福井県も大飯町も再稼働の判断材料としては不十分、福島原発事故の知見を反映した新たな「安全基準」が必要不可欠という報道があった日の講演だったので大変関心を持って聞くことができました。
環境問題も、原発問題も「今の私達」の問題として考えるのではなく「子ども達、未来の人達」のために明るい将来を残すことを考え行動しなければならない。
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