朝7時前に自宅を出発。武生駅前に7時30分集合し、バスで全国から集まった議員とともに敦賀へ向かいました。今日は夕方5時までビッシリの研修スケジュールでした。
まずは、日本原子力開発機構 原子炉廃止措置研究開発センター。ここは、元の「新型転換炉ふげん」という原子力発電施設で廃炉、解体が進められています。すでに炉心から核燃料が抜き取られており、順次使用済み燃料が搬出されています。しかし、まだ(約半分)466体の使用済み燃料が燃料貯蔵プールに残っていて安全管理下にあり、H29年まで搬出作業が続きます。その他、現在は配管、復水器、タービンの一部解体や廃止措置技術の研究開発を解体しながら行っているそうです。H45年まで建屋解体を終えるそうです。建屋内の解体作業も見せて頂きましたが、部品ひとつひとつ細心の管理のもと作業されていました。
次に隣にある日本原子力発電敦賀発電所へ
ここでは発電所内を走る浦底断層に関連した破砕帯の評価と周辺の断層との活断層連動性の追加調査についての現地視察と研修をしました。追加調査は広範囲であり、トンネルやトレンチといった掘削、航空レーザーといった様々な手法が用いられ、約30億円かかるそうです。
午後からは福井県敦賀原子力防災センターへ移動しました。
ここには原子力規制委員会の敦賀事務所もあり、規制事務所の所長さんと原子力防災専門官から話を伺いました。その後、県の防災担当の方からも話を伺いました。
最後は別室で今回参加された議員たちで、討論、意見交換を行い、国、県への提言を取りまとめていきました。
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