高齢化で増え続ける認知症への対策として厚生労働省が平成17年度に始めた認知症サポーター事業。全国では、今年25年3月に410万人のサポーターを養成しました。
先週の土曜日に県介護福祉士会の総会前に、認知症サポーター養成講座が開かれ、サポーターリングをいただきました。(私は以前にも受講しているので、2個目のリングです。)このサポーターを養成する先生役は「キャラバンメイト」と呼ばれます。医師など専門家が6時間の講座で介護経験者らを「キャラバン・メイト」として養成します。このような、一連の取り組みを自治体が支援しています。都道府県別で福井県は、人口割合から見るとキャラバンメイト、サポーター数や養成講座開催回数が多い方ですが、福井市は去年から本格的に取り組み始めたばかりです。若狭町などが以前から熱心にサポーターを増やしているようです。
今回、サポーター養成講座で先生役となるキャラバンメイトをやっている方からの話では、「福井市も取り組んでもらえるといいんですけど・・。」と、福井市が昨年からサポーター養成に取り組んでいることを知りませんでした。そのくらい福井市の取り組み方が不十分ということになります。
これからは、小中学生のサポーター養成講座を開催していくと家族全体で認知症を考える機会が増えるので有効ではないかともキャラバンメイトの方は話してくれました。
私も、機会があればキャラバンメイトになろうと思っています。
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