1月11日~13日にアオッサ1階で、笏谷石ワールド展が開催されていました。昨年、一期生議員で笏谷石について学び、足羽山下の坑道の中まで見学した事もあり、のぞいてみました。
福井県の歴史で笏谷石が登場するのは、約1500年前の古墳時代までさかのぼり、県内には石棺としてよくみられます。古墳時代以降、細工しやすく美しい笏谷石の性質を活かし、精緻な彫刻を施した石塔や石造美術品が作られるようになり、戦国時代に越前国を支配した朝倉氏の一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)からは、笏谷石の石仏や石塔類のほか様々な生活用品なども数多く出土しています。安土・桃山から江戸時代にかけては、笏谷石は城の土台や石垣に用いられ、築城文化に大きく貢献し、現在でも福井市内の神社、寺院、民家など、いたるところで見受けられます。
笏谷石の切り出しができなくなり、「笏谷石は、もう無くなった。」「使えるものはない。」とのイメージがありますが、まだ利用できる(笏谷石をPRできる)石が多く残っているそうです。
会場にて、偶然お会いしたFBCの池田めぐみアナウンサーは、この笏谷石に魅せられている一人だそうです。大阪にいる家族に笏谷石でできた湯呑み等をプレゼントし、大変喜ばれていると話してくれました。
笏谷石のブルーと、濡れた時の色の変化が良いのだとも言っていました。
梶谷石材の梶谷宗寛さん、笏谷石の仲間の会世話人代表、岩堀弥正さんお世話になりました。福井ブランド「笏谷石」をPRしていきましょう。
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