福井市議会議員　泉かずや

　１０日、台風が福井市に最接近するなか岡保公民館にて認知症カフェを開催しました。
 
　認知症カフェは、認知症の人が馴染みの関係を作る場所として利用するところもあれば、医療・介護の専門職から助言を受けたり、地域住民の全体に認知症への理解を広めたりする活動もあり、内容は実施する団体によって様々です。今回の認知症カフェ「トマリギは」、オレンジホームケアクリニックのメンバーである「みんなの保健室」と認知症サポーター養成講座を積極的に開催している「福井キャラバンメイト」が、昨年９月より毎月１回アオッサ、大安禅寺、各公民館などで開催されてきました。コーヒーなどの飲み物やお菓子などを口にしながら気軽に参加してもらえる雰囲気を作りながら、認知症に関わる人達だけでなく、一般市民への認知症に対する正しい知識を知ってもらい、認知症の方への偏見を無くす啓蒙活動や、在宅医療・介護への理解を広める内容が展開されてきました。
　「認知症カフェｉｎおかぼ」は 、地域の皆さんの認知症や在宅医療への理解を広める機会になればと関係各団体に声掛けし、開催となりました。
  
　今回は、オレンジホームケアクリニックの代表者で在宅医として活躍されている紅谷先生が「劇をみながら在宅医療を知ろう」、認知症キャラバンメイトである里さんが「認知症サポーター養成講座」を講演しました。私も「介護保険制度を知ろう」という講座を開きました。
 
　また、岡保公民館で活動している自主グループの講座生の皆さんの発表もあり、なごやかな雰囲気の中で認知症や医療介護の事を知っていただきました。