活動報告

戦没者追悼への思い

  • 泉 和弥
  • at 2014/8/15 23:45:00
  69回目の終戦記念日を迎えた15日、全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれました。天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、遺族約4800人を含む関係者約6000人が、戦争の犠牲者約300万人の冥福を祈りました。安倍晋三首相は式辞で「世界の恒久平和に、あたうる限り貢献する」「歳月が流れても、変えてはならない道がある。今日は、その平和への誓いを新たにする日だ」と述べていました。

 

終戦から69年を迎え、遺族の高齢化はいっそう進み、参列した遺族のおよそ8割が70歳以上だそうです。私が参加した福井県遺族会連合会でも約80人の参加者の多くは80才前後の方が多く50歳前後の参加者は私を含め3人でした。

全国的には、日本遺族会が各県支部に「孫、ひ孫の会」の組織化を呼び掛け、福井県遺族連合会内でも昨年「孫の会」を設立した支部があります。しかし、孫、ひ孫の関心が低いなど課題が多く、広がりが見られないのが現状です。

私は祖母や両親から、かろうじて直接体験を聞いて育ちましたが、私の子供たちにはうまく伝えていないのが現状で、今後どのように後世に伝えていくのか、悩みます。

今回の全国戦没者追悼式に参加させていただき、一緒に参加している遺族会の皆さんの英霊顕彰や平和に対する思いは、強いものだと感じています。もっと、戦没者追悼の精神や恒久平和に向けた活動精神を伝えて行けるよう頑張らなくてはと思いました。


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