18日夜に岡保地域交通検討協議会が開催されました。昨年10月から運行している福井市地域コミュニティーバスOKABOの利用状況分析と、10月からのダイヤ改正・路線新設・バス停新設に対する広報周知活動と利用促進策について話し合いました。
いろいろな話が出ましたが、実際に利用する地域の人達へのアプローチ(利用促進策)と協議会だけでなく、地域全体・地域住民全員が地域バスの現状や運行メリットを共通認識してもらうアプローチが必要だとの意見がありました。
20日には、福井市議会「公共交通・まちづくり対策特別委員会」が開催されます。「西口再開発事業について」「北陸新幹線について」「地域鉄道の整備について」「交通まちづくりに関する社会実験について」といった内容の この中で「清水プラント3を拠点とするバス路線再編社会実験の結果報告」があります。配布された事前資料では運行本数を以前小3倍にして、運賃を以前より低く抑えた運賃設定としたところバス利用者が以前より15.3%増加したそうです。ところが、バス路線維持に係る補助金は19.8%増加したそうです。利便性が良くなり利用者が増える一方、低運賃での収益減と増便によるコスト増が当初見込みと異なった結果となったようです。
こちらでも「バス交通への関心を高める」「バス利用の目標を共有していく」といった今後の取り組みが示されています。
バスを使って「どこへ行けるのか」「何ができるのか」を積極的に提案していくことも必要でしょうね。
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