地域創生と福井市の戦略について
○福井市の総合戦略基礎調査事業の概要とどのように平成27年末までに総合戦略を策定するのか。
○今回、本市は企業立地戦略を策定するが、戦略の中での福井北IC付近の位置づけ及びスピード感を持って「地方における安定した雇用を創出する」のか、それとも今まで同様長期的な課題として検討してしていくのか。また、永平寺町との調整、連携はどうなっているのか。
○全国的には利便性の高いIC付近は企業進出地として選択されやすいが、福井のインターチェンジ周辺への企業ニーズが上がってこないとしたら、何が不足しているのか、どのように「しごとの創生」を図っていくべきなのか。
○全国各地で企業誘致合戦が行われ高速交通網が整備されるなか、福井市は他市町よりも優れた戦略が立てられているのか、「税の優遇」や「助成金の拡充」についても検討が必要ではないか。
○「しごとの創生」「ひとの創生」の好循環を実現させるためには、観光地やイベント、趣味などによる人の移動が活発になる工夫も必要と考える。国は、平成24年3月の観光立国推進基本計画で、地域密着型のニューツーリズムを推進する方向が示されているが、本市のニューツーリズムに対する取り組みの現状と課題は。
○愛媛県西条市の「西条市農業革新都市」プロジェクトが平成26年11月に地方創生関連2法成立による「地方再生計画」の認定を受け、「地方創生」をリードするモデル事業として位置づけられた。福井県内でも農業に企業が参画している他市町も多数みられるようになり、本市においても農水産業と食品加工そして流通・観光をかけあわせた産業の創造と企業誘致も積極的に行うべきだが、どのように考えているか。
都市計画マスタープランについて
○現在の福井市都市マスタープランで定めている13の地域拠点は、中心市街地に近い田原町やパリオ周辺から、美山町や越廼村など合併市町村の役場周辺を指定したものまで、その性格や取組の方向性に違いがある。また、現状は地域住民の移動実態とは、かけ離れた箇所も見受けられ、マスタープランにある「持続可能な地域を支える拠点」となっていない。地域拠点の役割と位置づけがどのようなものであるのか。
○農山漁村地域における地域拠点の形成と日常生活圏内の移動に対して、どのような取り組みを実施しているのか。
○国は立地適正化計画の策定を支援し促進を図ろうとしており、他市においては新年度予算に立地適正化計画策定に向けた予算を組みこむところがある。本市としては市街化区域の中に新たに線引きを設けるということについて、今後どのような計画を持って策定にあたるのか。
農山漁村部における「地域コミュニティの維持」について
○私は、以前から地域活動の担い手が減少し、地域コミュニティの機能・維持活動が困難になる前に、住民の主体的な取り組みを継続的かつ発展的に行っていけるような仕組みを構築することを研究していかなければならないと言ってきた。また市内の高齢化率が一様でなく、担い手不足、役員任期長期化、高齢化や限られた財源の最大活用を今後考えるとき、地域の実情に応じて活動できる地域コミュニティ機能の検討も必要と考える。他市町では14の補助金を一元化し交付する事業を行っているところがある
本市は、各地区への交付金制度の創設と行政各部署から依頼される各種団体の見直し、統合をしないのか。また今後の農山漁村部における「地域コミュニティのあり方」や将来について、どうお考えか
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