活動報告

視察報告

  • 泉 和弥
  • at 2015/8/01 07:00:00
 所属会派議員とJA秋田おばこにて、米の販売戦略を視察しました。秋田県は耕地面積の約87パーセントを水田で占めています。JA秋田おばこでは、JA独自で販路を開拓し、非常用保存食に加工する企業へ販売したり、海外へ輸出したりしています。販売先には安定した数量、安定した品質の米を供給する努力も必要となり、農家に対する営農指導も大切だそうです。
 海外販売に対しては、食習慣の違いから美味しい米の食べ方を指導しても販売数量は上がらなかったといったエピソードもありました。
 
秋田市の子育て支援では、子育て支援の中核施設「子ども未来センター」から各地域の子育て支援ネットワーク、NPOや民間の支援団体へと幅広い活動が展開されていました。制度的には福井市と大きな差は感じられませんでしたが、1つ今年度から始めた「在宅子育てサポート事業」は特筆すべきものだと思います。発行した[子育てクーポン]を使って保育所や子ども園、民間の託児グループ等への一時預かりはもちろん、子育て支援を行うNPO等が企画するおでかけプログラムへの参加、動物園などの公共施設利用等々ができます。その他本屋さんで絵本に引き換えたり、記念写真撮影に利用もできます。
秋田市単独の予算で、3800万を計上しているそうです。クーポン利用は一枚500円~4枚2000円ですが、事業のPRを通して保育園などの施設や子育て支援団体、支援プログラムなどの情報発信し、子育て世代が情報を身近に感じることができるとても良い取り組みだと思いました。
担当者は、ネットワーク化と予算要求にはかなり汗をかいたでしょう。
    

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