お知らせ

ママさんの悲痛な叫び(2)

  • 松本 英一
  • at 2011/6/03 14:59:38

松本さま

 

先日はお忙しい中ご来店いただきましてありがとうございました。

直接お会いできうれしかったです。

 

そして、ブログ掲載のご連絡ありがとうございます。

いろんな考え方や捉え方があるのはわかっていますので、びっくりしま せんが、松本さまが批判されてしまうのは申し訳ない気持ちです。

 誠意を持って取り上げてくださって本当に感謝しています。

棚倉町のあたりは福島県の中でも比較的安全な範囲に入るのかもしれないので、心配し過ぎ、と言われてしまうのかもしれませんが、自分でも 心配し過ぎだろうか?と自問自答し続けていますが、やはり、何度考え てみても、チェルノブイリの事故と照らし合わせるなど現実を直視して みると、安穏と暮らしてはいられないというところにたどり着いてしま

います。

私も線量計を持っていますが、家の中では0.2マイクロシーベル /hくらいですが、外に出て土の上ではかってみると、0.40.6マイクロシーベルトのあたりが多く、また、敷地内に埋め込んである浄化槽の周辺では0.8以上の高い数値が出ます落ち葉をかきあつめたものは1.5以上となりました小さい子供たちの活動についてもっと注意をしていかないといけないの ではと思っています。

3ヶ月近く経過した今もそういう現実ですので、除染しない限りこのまましばらくの間低線量被曝が続くことになります。

放射能の影響についてはこれ以下だったら安全というしきい値は存在し ないということですので,心配です自宅でも表土を削ったりたまっていた落ち葉をかき集めたり、できるこ とをしていますが、除去した土や落ち葉などをどうしたらいいものかと悩んでしまいます。放射性物質とはそう簡単になくならないものなので、ごみとして出せばまた焼却されて周辺にばらまかれてしまいます。

なので、個人個人が動くだけではどうにもならないと感じています。本来なら国が主導して除染をどんどん進めてくれればいいのですが、そ うなっていませんので、町で独自に動くしかないのではと思います。

結局今のところ土壌にどんどんしみ込んでいますから(セシウムは土に 吸着する性質があると聞きました)、今後しばらくの間低線量被曝が続 いていくでしょうし、農作物などへの影響も続いていき、それが結果的 に内部被曝となって子供たちに影響が出るだろうと思われます。

いくら考えてもどうどうめぐりで、ストレスばかりがたまってしまいま すが、ここの地にこれからずっと住み続けることを考えると、今何かし ないといけないとつきうごかされます。

でも、まわりでも、そこまで深く考えている人はまれです。

いつも通りの生活が戻ってきているのが現実です。

こういう意見は埋もれていってしまってなにもなかったかのようになってしまうのだろうかとこわくなります。

また長くなってしまい,失礼いたしました。6月の議会での質問、どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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ちなみに、6月3日15:00現在の棚倉町玉野:放射線は0.178μsv/h

 


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