地区内の安全点検が市内各地で行われました。岡保安心安全ネットワークでも朝9時から公民館集合でした。8時半頃から他地区の皆さんは大勢の方が、道路を点検して歩かれていました。
午後は
″tadabito″の会の講演会に参加しました。原発廃炉に取り組む先進諸国を取材してきた朝日新聞福井総局の山田理恵さんの話を聞きました。チラシにも書いてありますが、原発に対する賛否は別として、廃炉は避けて通れない道です。福井県では再稼働問題が取り上げられますが、一方では廃炉に向けた準備も早急に取り組んでいかなければならない問題です。
「原発を動かすのも、解体するのも、現場で働いた者が一番どこが汚染され、危険かを知っている。解体が長期化すれば、世代が交代してしまい危険な区域がわからなくなる恐れがある」といった技術面からのアプローチと、そこに住む住民、自治体が原発依存から新しい生活、産業にシフトしていく、「今から向き合い、自分達の地域力を高めておく」アプローチが必要だと思われます。
危険個所点検から原発の問題と幅は広いですが、そこに住み続けるためには安全安心への取り組みは欠かせません。
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