福井市社会福祉会館にて「認知症サポーター養成講座」があるとの広報を見て参加しました。今回は「福井市保健衛生推進員学習研修会」として開催されました。日頃から関心を持ち、今までも認知症に対する知識を持った方が多い方達のようで、講師の質問にも的確に答えられていました。
認知症サポーターは、なにかを特別にやってもらうものではありません。認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動できればいいのです。たとえば、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として、できる範囲で手助けをする、など活動内容は人それぞれです。認知症サポーターには認知症を支援する「目印」としてオレンジ色のブレスレットが渡されます。
福井市では、第六次老人保健福祉計画、第5期介護保険事業計画のなかで認知症対策の充実を掲げ「認知症サポーターの養成」を行っていくことになっています。平成24年3月31日現在で福井県の総人口に対するサポーターの割合が4.240%ですが、福井市となると1.056%になります。
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