財務省が8日発表した2月の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引や投資の状況を示す経常収支は、6374億円の黒字だったそうです。輸出よりも輸入の方が多い貿易赤字は続いているものの、日本企業が海外で稼いだお金がカバーし、4カ月ぶりの経常黒字となりました。
また、内閣府が8日発表した3月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断指数は、前月比4.1ポイント上昇の57.3となり、5カ月連続で改善したそうです。
2、3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は0.2ポイント低下の57.5と、5カ月ぶりに悪化し、円安による輸入価格上昇や電気料金値上げなどの懸念が出始めているとのことでした。
期待感先行のアベノミクスの影響だと、思っていたのですが、今日お話した方の見解は「もともと景気は上昇傾向であったので、民主党政権下でもあり得る数字。安部政権の政権運営の成果とは言い切れない。」であり「安部政権はこの好況感をどれだけ長く継続していけるかが課題だ。」との事でした。なるほど
そうなるとこの頃の物価上昇を国民がどれだけ許容してくれるのか、景気回復をどれだけ実感して暮らしていけるのかによって、今の政権の今後も見えてくると思われます。
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