滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)にてセミナーに参加しています。全国から240名の議員が参加され宮城、秋田~沖縄県まで市町議会議員が集まっています。
一日目は、元小樽市職員~内閣官房・内閣府企画官で東京農業大学教授の木村俊昭氏、名城大学教授の関満博氏の講義を受けました。木村氏は「地域ビジネス」「地域活性化」について話していただき、「自らのまちの地域資源をしっかり、知り、気づき行動に移すこと」が大切と言われていました。
関氏は、震災復興と地域産業の再生について話され、その中で「少子高齢化により三陸の水産業は成長産業になった」という事例に最初は「なぜ?どうして」と思い、説明を聞いて「なるほど」と納得しました。「三陸地方は安い魚が大量に獲れるが、少子高齢化により最近は調理済みの魚を冷凍で保存し、給食センターに納めたり、ネット販売で各家庭に届けたりするようになり、安い魚をそのまま市場へ出すのではなく加工を加えることで、商業構造が変わってきたそうです。
お二人の話の中で共通しているのは、地域の資源をどれだけ付加価値をつけ、磨き上げることができるかで、地域の活性化につなげられるという事でした。
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