視察・学習報告
JIAMでの「市町村議会議員特別セミナー」2日目の研修報告です。
清原恵子、三鷹市長の講演を聞きました。三鷹市は、平成23年に公表された日経新聞「経営革新度調査」で行政への市民参加度が全国809市、区のなかで1位となったところです。
住民本位の行政を実現するためには、住民との相互信頼が必要であり、その基礎として住民参加、民学産公の協働があるという話から始まりました。そして「市長として協働のために特に取り組んでいること」の一つに市民会議、審議会等で無作為抽出による公募枠の拡大が紹介されました。例えば、無作為に1800人の市民を抽出し市民会議の案内を出したところ、110名から参加希望があり、活発な意見交換がなされたそうです。興味深い取り組みです。
「都市再生」や「コミュニティ創生」「協働のまちづくり」など福井市でも似通った取り組みがなされています。ポイントとなるのは信頼される行政、議員と、住民の市政への参加意識を互いに高めていく事だと考えます。
最近のコメント一覧