福井市議会議員　泉かずや

　今回、平成２５年度福井市一般会計補正予算（３億６千６０万８千円増）、福井市宅地造成特別会計補正予算（森田北東部と市場周辺の土地区画整理事業費１億７千９０１万円増）を含む、１７議案を原案可決しました。

　一般会計補正予算では、一乗谷朝倉氏遺跡の魅力を向上させるための計画策定事業に５００万円、一乗谷遺跡のマスコットキャラクター「朝倉ゆめまる」を地元テレビ局や関東一円で放送されるテレビに出演し、福井市や一乗谷の認知度をアップさせ、観光誘客増を図る、「ゆるキャラ首都圏デビュー事業費」に１８０万円が計上されました。また、福井市では自治会が管理する防犯灯のＬＥＤ化を進めていますが、今年度当初予算で１５００件の見込みが、今年度末までの申請見込みが３４３５件と増加しているため事業費を２０００万円増額することとなりました。その他、中学校の理科授業に使われる顕微鏡や薬品庫等を整備するために１２４０万円が計上されました。

　私が所属する経済企業委員会では、一乗谷朝倉氏遺跡の魅力を向上させるための計画策定事業について、計画策定委員会の開催等に１００万、計画策定に関するコンサルタント費用に４００万との説明を受け、コンサルに任せるのではなく、地域住民を中心とした計画策定委員が主体的に策定に関われるようにすべきとの意見が出ました。
　また、一般質問、予算特別委員会では福井駅周辺に関連した質問が多く出されていました。
　新聞などにも取り上げられていた駐輪場、放置自転車の問題や、通学路の安心安全対策などは市内部でも、いくつかの部署が関係し、さらには警察など他の機関とも連携が必要となるため、ワンストップサービスの検討あるいは中心的に働きかけてくれる部署を定めることが必要と思われます。