福井市議会議員　泉かずや

　１０月１日、福井市の地域コミュニティーバス運行支援事業により、岡保地区を中心とした新しいバスが運行されます。
　この支援授業は、公共交通空白地域等において、地域の方々（地区ごとに運行協議会を設置）が、交通事業者と連携・協力して地域コミュニティバスの運行に取組む場合に、活動費用や運行欠損額の一部を市が補助するものです。岡保地区でも２年前から新しいバス路線を作り、今後増えるであろう高齢者の移動手段、車に頼らないライフスタイルとして活用できないか検討してきました。この間、２度の全住民への移動調査や意向調査を行い、みんなが使いやすい、乗り続けやすいバスをめざしました。時には検討協議会会員間や福井市との意見がぶつかりあったりする事もありましたが、ようやく試験運行にたどり着きました。協議会、福井市、そして京福バスの皆さん、ありがとうございます。
 
　さて、これからが大変です。実際に走らせてみて、どれだけの乗降があるのか・・・実は心配です。運行協議会内でも、バスを使ってみたいと思う仕掛けづくりが必要という声があり、これからもいろいろなアイデアで、バス利用を促進していく予定です。