福井市は31年前にアメリカの東部に位置する、ニューブランズウィック市と姉妹友好都市提携を結びました。以来、文化や芸術、教育などの分野、さらには民間や行政の人的交流が続いてきました。
 今回は提携30周年を記念して「姉妹都市盟約確約書」に調印するとともに、市訪問団と議会訪問団がニューブランズウィック市を訪れ、記念行事に参加してきました。
   
調印式(市長表敬)の際には市内の小学生や姉妹都市委員会のメンバー、国際交流協会の皆さんが私達を出迎えてくれました。

 その後、姉妹都市提携のきっかけとなった、日下部太郎とグリフィスゆかりの場所を訪れたり、市内の学校を訪問し児童や生徒との交流を楽しみ、記念式典に参加したりしました。
 日下部太郎がニューブランズウィック市のラトガース大学に入学したのは、ちょうど江戸時代の終わり、大政奉還が行われた1867年だそうです。
 
グリフィスは彼に英語とラテン語の家庭教師をしていたそうで、彼の死後、越前で 英語と科学を教えるため福井にやってきました。その後の彼が集めたコレクションには貴重な日本の資料が多くあり、没後はラトガース大学に収められ日本とアメリカの歴史を知る貴重な研究資料となっているそうです。

市内を回っていると、姉妹都市交流の一つ子供達の美術作品の交流を見ることができました。これは毎年福井市の子供達が制作した図画、書道などの作品の中から選ばれた物が海を渡ってニューブランズウィックで展示されていました。ニューブランズウィックでは福井市の他世界中に4つの姉妹都市があり、各都市から集まった作品の中から優秀賞を選んでいるそうですが、ここ2年続けて福井市の子供たちの作品が最優秀になっているそうです。
 

 


  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://local.election.ne.jp/tb.cgi/16906

エレログ(地方版)TOP | エレログとは | 運営会社 | 免責および著作権について | お知らせ

Powered by i-HIVE inc., 2004 - 2006. このサイトは、コミュニケーションブログ コムログ ( ビジネスブログ )を利用して運用されております。