ニューブランズウィックでは、エレメンタリースクール(リビングストン小学校)とハイスクール(ニューブランズウィック高校)への訪問が大変印象に残りました。
 
 小学校では、子供達に教えてもらいながら塗り絵と切り絵でキャラクター作りに挑戦。途中には、おやつも作ってくれて食べさせてもらいました。(とお~っても、甘ぁ~いのですが!!)
 必死に、英語でコミュニケーションして、汗、汗!でしたが、楽しかったです。作品は、こんなになりました。
 
 高校は、新築して3年目ということで、大きく明るい施設でした。
生徒が1500人ほど教職員が150人ほど、警備職員17人。
日本と教育システムが違うため、ここが良いから日本に取り入れろとは言いにくいのですが、150ほどの教科(コース)に分かれ生徒が希望のコースを選択します。コースの中には、数学や語学、保健体育、体育などの日本にもあるようなものから、演劇や放送(ニュース制作)、ダンス、陶芸、調理など専門課程のようなものまであります。しかも、それぞれを学ぶための施設環境が整えられ演劇にはパフォーマンスボックスや劇場でのライティング、音声音響設備まで操作できます。放送も本格的なカメラやマイク、編集機器を揃えた部屋が用意されています。美術、陶芸、ダンスも同様です。
  
調理も、日本の家庭科ではなく本格的な調理場、調理機器でコース料理が作られます。私達も昼食をごちそうになりました。
 
写真を見ても解るように一つのコースに生徒は20人弱です。そして、これらの教育はその道に進むために学ぶのではなく、一つの教育課程にすぎません。いろいろなコースを学んだあと、大学で専門的に学ぶのだそうです。
また、多くの生徒は授業料は払っていません、市、県、国から予算が付きます。もちろん入学より卒業するのが大変だそうで、留年もあります。
校長先生が教育に大変熱心で、ほとんど毎日朝7時から夜11時頃まで学校にいて、昼食もとれないくらい忙しいそうです。(校長先生は42歳の女性でした。)

何より、小学校でも高校でも私達に気軽に話しかけてくれたり、日本語を学んでいる子供達が通訳をしてくれたりして、楽しく訪問させていただきました。


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