視察・学習報告

視察報告

  • 泉 和弥
  • at 2014/7/15 23:00:00

 広島県福山市に会派の皆さんと「ばらのまちづくり」について視察してきました。
 

昭和31年、市民と福山市がバラの公園を作ったのが市民協働のまちづくりのきっかけだったそうです。「ばらを愛情を持って大切に育てることが、思いやり、やさしさ・助け合いの心を育み、ばらづくりは優しい街につながる」という考え方から「ローズマインド」(おもいやり・優しさ・助け合い)という合言葉が出来上がってきたそうです。この「ローズマインド」といっしょに東日本大震災後には支援物資を届けたり、折り紙でばらをかたどった「折りばら」を送ったりもしたそうです。
 
 現在の市総合計画にばらのまちづくりを掲げ、現在すでに市内には約85万本のバラが植えてあるそうですが、2年後の2016年には市制100周年にあたり、100万本を目標に、市民協働事業としてバラを植えているそうです。卒業記念や新築祝いなどにはバラの苗木を贈ったり、バラの公園や道路脇の植栽として整備したり、バラ栽培の楽しさを学ぶ講習会も開催したりしているそうです。今年度、1億6千万円の予算を組んであるそうです。人口約46万人の都市ですが、力が入ってます。

 福井市では市の花となっているアジサイをもっと活用すべきと、市民や議員の質問から聞くことがあります。バラは年4回花をつける品種があったり、四季ごとに違ったバラの花を見ることができるそうですが、アジサイは年1回です。鯖江の西山公園はツツジと桜で賑わいますが、足羽山は桜で賑わってもアジサイで賑わっているとは言えません。アジサイでまちづくりができるのか、もし可能であるならば観光資源としてどのように活用していくのか、市民にどのように伝えていくのか戦略が必要となっていきます。


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