活動報告
○自然史博物館分館について
質 自然史博物館分館展示物等設計製作業務の提案書では、「キャンプラネット」をコンセプトとした施設づくりが提案されていたが、展示スペースの基本設計図や内観イメージ図からは普通の平面的な展示スペースにしか見えない。テントやタープをモチーフとしたデザインはどこに表現され、「活動」と「集う場」としてのイメージが感じられないが、実際にはどうなるのか。
答 基本設計の段階では展示アイテムを中心に据えて設計をおこなってきた、今後の実施設計でデザイン、内装、空間演出でキャンプラネットを演出していきたい。
質 提案書では施設のイメージのなかに、多彩なコンテンツで好奇心・冒険心を刺激するとして恐竜の世界にタイムトリップとあり、恐竜ファンに向けた体験ストーリーを提案しているが、体験できるのか。
答 今回の基本設計では恐竜そのものをテーマにした展示装置、アイテムはない。特別展などで表現したい。
質 指定管理者導入について、類似施設の委託料に比べ格安であり年間10万人の利用者が楽しめる施設づくり、事業展開ができるのか。
答 指定管理料については厳しい目で見ているところがある。来館者集10万人の利用者収入を入れれば類似施設と差はないものと考える。
プラネタリウムは無駄だとの市民意見もあり、できるだけ安い委託料で運営したいとの市の考えです。しかし、実際には分館運営するには十分な企画力、展示力が必要と考えます。楽しい施設、何度も行きたい施設を作らないと、結局は人の来ない本当に無駄遣い施設になってしまいます。ここまできて指定管理委託料をケチってはいけないと考えます。
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