予算特別委員会2日目
以下の質問をおこないました。
オアシスプラン2015について
「第七次福井市老人保健福祉計画・第6期福井市介護保険事業計画(オアシスプラン2015)」策定に向けて現在、パブリックコメントを募集している。オアシスプラン2015では今までの地域包括ケアネットワークの構築から福井市型地域包括ケアシステム構築へと表現が変わってきた。地域包括ケアシステム構築には日常生活圏域を単位とした域内の住まい、医療、介護、予防、生活支援などが一体的に提供される仕組みづくりが重要だが、その中でも地域包括支援センターの役割はさらに増すと考えられる。
1、2015では、地域包括支援センター(ほやねっと)の担当エリア見直しがなされ増設されるが、日常生活圏域見直しと地域包括支援センター増設の時期はいつごろをめどとするのか。
2、新しい包括支援センターの運営は今までと同じ委託とするのか。
3、新しい包括支援センターの職員については今までの利用者に対し切れ目なくサービス、相談援助業務ができるようある程度の養成(教育)期間が必要と考えるが、どのように考えているのか。
4、新旧包括支援センター間の利用者引き継ぎにはどのくらいの期間を考えているのか。
福井型地域包括ケアシステムでは「いきいき長寿よろず茶屋」の拡充や「生活支援コーディネーター」の配置など特徴的施策ではないかと考えるが、
1、従来のいきいき長寿よろず茶屋は自主運営を基本とした助成額で地域住民が運営してきたが、いろいろな機能を付加することで住民の負担も運営費もかなり増加することとなる。今まで運営してきた住民団体の意見は反映されているのか。また運営費としてどのように支出していくのか。
2、民生委員、福祉委員などは主に各地区社会福祉協議会に所属し活動し今までもコーディネート機能を発揮している方もいる。生活支援コーディネーターはどのような所属、資格で配置していくのか。その役割・活動内容からすれば、ある程度の知識、経験、資格をもった人たちに担ってもらいたいが、どのように考えているのか。
さて、
福井新聞に昨日の反問権行使が記事になっています。以前は議員の質問に対し理事者は、答えるのみでしたが、議会基本条例を作った事から議員の質問に対し確認する事が出来るようになりました。議員は議員間討議や公聴会や参考人制度を使うことができますが、まだ使ったことがありません。今後これらも使うことになるのでしょう。
今回の反問権行使では、
19億8千万をかけて市庁舎別館を改修するよりも15億をかけて新築したほうが良いとの片矢委員の質問に対して「地元の意見を聞いての提案か」と市長が質問したものです。
議員に対しては、以前から理事者から市役所別館改修について説明を受け、県都デザイン戦力に基づき本館と同時に移転新築するため耐震補強改修し、あと30年使うことで理解していたのですが。今回予算特別委員会に片矢議員が、堀川議員とともに別案を出してきたことになります。15億円で別館と第2別館、順化公民館を合わせた新館を建設し、30年後の本館移転新築とともにに取り壊すというものです。
今後、片矢議員、堀川議員が別案を提案し続けた場合には、議員間討議等の開催もあるかもしれません。ただ、新築して30年で取り壊す?15億の方が大幅な削減といえるのか?30年後に再び順化公民館はどこかへ移転?等問題が多いように思えます。
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