中部縦貫道の福井北インター~松岡インターまでが3月1日に開通予定となりました。ただ、福井市内から北陸道への出入りには福井北インターを使いますが、中部縦貫道への出入りは松岡インターまで走ることになります。詳しい事はまた次の機会にお話しします。
さて、この付近は今後、関西や中部からの物流の結節点となり高速交通網の利便性を発揮できる重要な産業用地ととらえられ、福井県都市計画区域マスタープランにおいて市街化区域への編入を検討することになっています。福井市も企業誘致戦略を策定し、永平寺町も新しい産業集積地と位置づけし福井市と連携を図る事となっています。
昭和50年丸岡IC~福井IC間の北陸自動車道が作られてからこの地域は次第に国道、県道、市道が縦横に整備され、周辺の農地や農排水路も形を変えていきました。約30年前には、福井北ICより東側の永平寺町を含む河川、農業排水が流れ込む「古川」排水路は県農林総合事務所や永平寺町の支援により立派な護岸が完成しました。
3年前から、古川からの水が流れ込む荒川流域の地区が集まり「荒川サミット」という会を開催しています。その会議のなかで「古川」からの水が汚れている事や、地元住民ですらどこから流れてくるのかはっきり知らない事などが話題となりました。
また、近年のゲリラ豪雨によって古川流域でも増水被害も見られるようになり、河川管理、改修の必要性の話も出てくるなか、地元土地改良区も県も管理していない(おそらく何十年も前から)事がわかりました。
県、土地改良区、となり町との広域での話し合いが必要です。
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