7日から3日間、福井市議会一般質問が開かれます。今回は21人が質問に立ちます。
12月の市長選に東村市長が出馬することを表明したため、一般質問の冒頭は市長の市政運営に関する質問がありました。市長は「今まであじさいトークなどを通し、市民の声を常に聴いてきた。」と答弁されましたが、はたしてそうだったのでしょうか。西口再開発ビル、プラネタリウムや中心市街地活性化については、反対意見があるなか半ば強硬に推し進めた感は否めません。ただ、福井駅西口広場や再開発ビルの建設が進み新しい福井の玄関口が形を表してきた現在、市の未来に対する期待感をもたらしている事は確かであり、ある意味「市長のリーダーシップ」を発揮したと言えるのかもしれません。
しかし、形は整ってきてもこれから思い描いたまちづくりが、確かなものとなるのか、まちなか活性化の一因となるかはこれからの取り組みに左右されます。
さらには市周辺地域、農山村部のまちづくりや巨額の費用投下された市北部の土地区画整理事業との整合性など人口減少時代に対する施策は、まだ十分とは言えません。柔軟な発想と大胆な決断を市長にはお願いしたい。
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