11月7日の新聞記事では、福井県内人口の社会減少が400人改善されたとのこと。ちょっと見、喜ばしいことととらえられますが二人の親から生まれる子供の数が平均1.65人なので少子化は進み高齢化によって高齢者の数が増えた結果なのだということになります。若い人が更に高齢者を支える構造になってます。
11月6日に藻谷浩介氏の公演を聞きました。具体的な数値を挙げ、東京も含め生産年齢(15~64歳)人口が確実に減少していること、それぞれ地域の差はあるけれども65歳以上の高齢者の急増を考えると大都市の方がより深刻な問題である事、その危機意識が私達に無いことを教えてもらいました。また、人口減少対策が叫ばれているが、本来そこに住む人が他よりも良いところ、有難いと思えるところを見つけ活かせる地域だけが残っていくとの話は大変興味深く聞くことができました。
そういえば、11月5日に岡保地区の「ふるさとまつり」が開催され、小学校3、4年生が「岡保の未来を創るために」という発表をしてくれました。大きな開発をしたり、新しいものを持ってくるといった案を提示した後必ずその場所の歴史や自然の良いところ、役割の重要性を挙げ「やっぱりこのまま残し、大事にしよう。」という結論に達していました。この子たちがいる岡保はきっと生き残れる・・と確信しました。そして自分もそのために頑張らないとと思いました。
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