《「蛍の光」の作詞者は棚倉生まれ》 これから蛍が乱舞する時期を迎えるにあたり一助となれば、幸いです。

 唱歌「螢(ほたる)の光」作詞者稲垣千穎(いながきちかい)について。
稲垣千穎は、江戸時代の終わりごろに棚倉藩士の子として棚倉町に生まれました。
 幼いころから読書や習字を学び、日光の寺院へ留学したこともあります。さらに、藩主(殿様)の埼玉県川越市への国替えに伴って川越に移り、若くして藩の学校長善館の教員となりました。
 藩主の推薦により入京都(きょうと)で勉学にはげみ、そ...の後、東京の国学塾に入塾、成績優秀により塾頭になり、東京師範学校(その後東京教育大学、現在の筑波大学の教師となりました。和歌のオ能に優れていたことから、文部省音楽取調掛に任命され「螢の光」を作詞しました。その後「螢の光」は卒業式の歌として全国に広まっていきました。

「蛍の光」は作詞者が稲垣千穎であることが、稲垣千穎研究者、河合塾講師の中西光雄氏の講演で明らかになりました。
 稲垣は1845年生まれ1913年没で、東京師範学校教師になって、師範学校の卒業式のために作った歌が「蛍の光」である。
 講演は、2010年11月6日棚倉町文化センターに於いて「歴史講座」として開催され大勢の人が出席しました。
https://www.youtube.com/watch?v=yagw2iF-5B8
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