平成20年度当初予算50憶7千万円

  • 松本 英一
  • at 2007/12/22 18:00:05

平成19年第五回町会定例会(師走議会)は昨21日、3日間の会期を終えて閉幕した。現職議員にとっては任期(今月の31日まで)最後のサヨナラ議会が幕を閉じた。

藤田幸治町長は、昨21日に行われた一般質問で、松本英一議員の質問(平成20年度予算編成の特徴をただす)に答え、「平成20年度の当初予算は、総額で約50億7千万円を見込んでいる」と答弁。

藤田町長の答弁要旨

来年度の予算編成の基本的な考えについてだが、今月11日に平成20年度当初予算編成方針の説明を職員に対して行ったところである。

平成二十年度当初予算編成にあたっては、第4次行政改革大綱に基づき、義務的経費を含め、より一層徹底した事務事業の見直し、経費の節減・合理化、補助金等の適正化を推進するなど歳出全般にわたる抜本的な見直しと自主的財源の確保に努めながら健全な財政運営の範囲で基金の取り崩しや起債等によって歳入の確保を図る、また、「歳出面では、輝き続ける人づくりをはじめ、6つの基本目標達成のために、各般にわたる事業の推進を図ることとしている」。

さらに「主な内容としては、まず児童・生徒の安全・安心の観点から、厳しい財政状況の中、本町の最重点事業として、小中学校耐震補強改修事業に、県南地区はもとより県内においてもいち早く取り組んでいるところである。

本年度おいては棚倉小学校校舎の耐震補強改修工事が終了し、校舎の環境が一新して子供たちに喜ばれている。20年度は、近津小学校校舎の耐震補強改修工事と棚倉中学校校舎の耐震補強改修設計を予定している」、また「子育て支援事業として、引き続き保育園の待機児童の解消策である幼稚園での預かり保育の拡充、放課後児童健全育成事業においても新たな拡充策として土曜日や長期休業時の児童クラブの開設を年間276日予定するとともに、乳幼児医療費の助成など引き続き実施していく。

介護予防、健康づくりの推進や障がい者福祉のため県内でも先進的に取り組みである介護予防・地域支え合い事業の継続や国保が中心となるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策を取り入れた新たな特定健康診査・特定健康指導に取り組みます。

また新たな後期高齢者医療制度への移行システムの整備、更には障がい者の自立支援事業などにも引き続き対応していく」。

中心市街地整備事業については「本年度に街路灯やサインポールなどの整備を行っているが、平成20年度は古町地内の歩道整備が追加で補助採択されたことから、この整備を図り事業の完了を目指す」、水資源対策としては「堀川ダムからの水が平成17年度から1日当り3千立方メートル給水されているが、引き続き老朽管の更新を実施しながら安定した水の供給を図っていく」と述べ、公共下水道事業については「現在認可を受けている188ヘクタール区域について水環境の向上に努めていく」、「以上が平成20年度実施計画の概要だが、歳入・歳出全般にわたり抑制を図り、重点・選別的に事業の実施を図ることにいている。

なお、最近の情報では、地方交付税や臨時財政対策債において増額を図る動きがあるようだが、現時点においては、平成20年度の地方財政計画の全容が明らかになっていないことから、今後の動向に注視し、予算編成にあたりたい」。


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