御枡明神枡送り行事(福島県指定重要民俗文化財)が11月23日、挙行するにあたり一言申し上げます。  (前回へリンク)

 平成21年1月16日文化審議会(会長石沢良昭氏)が青木保文化庁長官に対し、『消滅の恐れがあるため、記録を残すべき無形民俗文化財』として「当県指定重要無形民俗文化財(御枡明神保存会)」を選択するよう求めた。・・・・国指定の大きな足がかりとなったことは嬉しく思います。

 保存会長として本音を申しますと県指定では補助金なし、何の支援もありません。国指定になっても、現段階では補助金なし、支援なし、が現実のようです。

 お金で何事も解決はできないにしろ、現実は大勢の労力と小さな集落の大金が費やされての伝承です。若い人々からは止めようかとの声も上がっていることも事実、やはり国、県、町の無形民俗文化財への支援を強く求めるものであります。

 なお、今回の遷宮に際しましては、棚倉町から19万円と浅川町より1万円の補助金が予定されております。ありがとうございます。

       

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