ニュースの感想

 西口再開発ビルに入るプラネタリウムを含む自然史博物館施設の指定管理者を募集しましたが、どの事業者も本申請をしませんでした。
事前説明会には9者(県外企業5者)が参加し、事前申請には3者あったそうです。
 事業者への聞き取りを行ったところ、「施設・設備の詳細が見えない」「利用料金収入については、大都市の同様施設であれば見込めるが福井市の人口規模では市が見込む半分程度ではないか?」「天文・映像スタッフには専門的知識や経験を持つ人材が求められるが、人件費の中にそれが見込まれているように見えない」 などの理由から本申請を行わなかった とのことです。

先日の予算特別委員会で質問しましたが、
 {
質 指定管理者導入について、類似施設の委託料に比べ格安であり年間10万人の利用者が楽しめる施設づくり、事業展開ができるのか。
 
 指定管理料については厳しい目で見ているところがある。来館者集10万人の利用者収入を入れれば類似施設と差はないものと考える。}
 という市の回答には事業者も採算が取れないとの判断だったということでしょうか。そこで・・・市は今回仕様書を見直し、指定管理料の見込みを見直し再募集することになりました。

 

 
プラネタリウムは無駄だとの市民意見もあり、できるだけ安い委託料で運営したいとの市の考えです。しかし、実際には分館運営するには十分な企画力、展示力が必要と考えます。楽しい施設、何度も行きたい施設を作らないと、結局は人の来ない本当に無駄遣い施設になってしまいます。ここまできて指定管理委託料をケチってはいけないと考えます。
 
 大きな額であることに違いないことを考えれば最大限の効果が得られるようにしたいものです。

 以前、西口再開発ビル建設の予算が計上された際、私達の会派や市民クラブがプラネタリウム部分は再検討、議論が必要であることから代替案を提出し、他会派の反対で不採決となり、予算原案のままの採決では賛成に回った経緯があります。プラネタリウムを含む形で予算を通した以上、賑わいづくりの中心となるような施設づくり、運営を実現できるようにチェックしていかなければなりません。 

 


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