午前中、議会運営委員会が開かれ出席しました。そのなかで、特別委員会の西口再開発対策特別委員会の名称の変更と調査案件の見直しが議論されました。結果「県都公共交通・まちづくり対策特別委員会」となり、新幹線やえち鉄高架や福鉄のヒゲ線、市内の公共交通の整備、中心市街地の魅力向上、西口広場の空間デザインを含めた福井駅周辺整備などを調査事項とすることになりました。私は「福鉄のヒゲ線延伸や中心市街地の整備、高架の問題に絞った方が良い。」と主張しましたが「委員長や副委員長を今まで経験してきたが、あんまり絞ってしまうと話すことがなくなって、苦労するんだよね。」との先輩議員の意見で一蹴。
福鉄のヒゲ線問題や中心市街地の魅力向上だけでも今までの特別委員会開催状況では、話が尽きないと思うし、議会として突っ込んだ話し合いがされるべきと考えます。しかしながら、公共交通の整備、駅周辺整備、中心市街地の魅力向上といった漠然とした、オールマイティーな調査事項になったことによって、問題が多岐にわたりすぎて議会として市、理事者に突っ込んだ話ができなくってしまうのではないでしょうか。「話すことがなくなるまで、とことん話し合う」特別委員会になって欲しいと思いますが???
そもそも特別委員会の目的は「特定の事柄を審査するため臨時に設置される委員会であって、その事柄が終了すれば委員会は消滅する。」ものであって「2つ以上の常任委員会に所管が属したり、所管が明確でないもの」を総合的かつ専門的に審議する委員会だと理解しています。今までも理事者から幅広く付託事件が出され結果、委員が意見を述べただけで、閉会される特別委員会が多くみられます。議会として市民の意見が市政に反映できているのか疑問に感じる調査事項もあり、議員間の意識を変えていかないといけないと感じます。
午後は「議会改革特別委員会」に出席しました。ようやく議会基本条例の案文が出来上がりました。また11月21日(水)、午後3時と7時にアオッサで議会基本条例の説明と条例案に対する意見交換会・議会報告会を開くことになりました。議員自らが運営、説明、会場準備をすることになると思います。
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