11月19日、産業活性化対策特別委員会が開催されました。
商工労働部から「新事業展開・創業支援」と「国民宿舎鷹巣荘再整備」「ガラガラ山総合公園再整備」について、農林水産部からは「林業の活性化」に関する説明を受けました。
「新事業展開・創業支援について」では、現在の国、県、市が行っている新事業展開に関する支援と創業支援の事業、制度説明がありました。主にモノづくり、商品開発、販路開拓にかかる費用を支援する内容です。
福井市では、国や県の支援制度では対象にならない比較的小規模な取り組みを対象にした、「ものづくり支援補助金」(新技術・新製品の開発)と「ふくいブランド育成事業」(地域資源を生かした福井市のお土産開発)、「起業家支援セットメニュー」があります。
新事業展開支援では、さらなる企業収益の拡大が必要であり、創業支援では、まだまだ市内での開業率が低いことが報告されました。
「国民宿舎鷹巣荘再整備」では、再整備工事の概要と施設オープンまでのスケジュールの説明を受けました。
12月3日から始まる福井市議会定例会に「福井市国民宿舎鷹巣荘設置及び管理に関する条例の一部改正について」と「工事請負契約締結について」の議案が上程されます。
「ガラガラ山総合公園再整備」については、越廼地区にある施設です。有効活用をはかる再整備をおこなう予定で、オートキャンプ場を新設し、ログキャビンには水仙の里温泉のお湯を引き込む予定です。
26年度予算には実施設計費が、27年度には工事費が計上される予定です。6億円の過疎債の範囲内となるそうです。
農林水産部からは「林業の活性化」については、採算性の悪化や間伐が進まなくなり山林の育成、保全が行き届かなくなってきている現状があります。
理事者からは、課題解決への取り組みとして、行政による木材の活用や林業にかかるコストの削減、間伐材の利活用を進めるとの説明を受けましたが、議員からはかなり厳しい意見が出されれていました。
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