都市交通戦略

  • 泉 和弥
  • at 2014/7/07 22:00:00
  先日開かれた平成26年度 第1回福井市地域生活交通活性化会議の議事録を読みました。

 その中に「昨年の議会では、地元の議員からNHK前のさくら通り、岡保地域、学園線を結ぶルートをつくってほしいと要望があった。」との委員の発言が記載されていることに驚いてしまいました。地元の議員というのはもちろん私(泉)ですし、昨年の議会とは平成25年度6月定例会一般質問での福井市都市交通戦略に関する質疑応答だと思います。しかし、この委員が言う「NHK前のさくら通り、岡保地域、学園線を結ぶルートをつくってほしいと要望があった。」とはどういう発言を指しているのだろうか?確かに私は現在の福井市の都市交通戦略は実態とそぐわない点があることを質問しました。さらに中心市街地から延びるJR、えち鉄、福鉄と基幹バスで形成される6方向の公共交通ネットワークについて再質問では「6軸ということですが、私は8軸必要ではないかと思うんです。それは,東西方向の軸です。福井市の中で1本で東西をすっと通り抜けられるのは、今のところさくら通りが一番ではないかと思うんですが、そちらは軸になっていません。当初の計画にはないんですが、そこに例えばバス専用路線を設けるとか、信号の交通システムを変えるとか、それから大型のバスをシャトル便で運行させるとかということをすると、地域の中でのフィーダー化につながるようなもう一つの線になるのではないかと考えています。」そして、「今後、皆さんの考えの中で煮詰めていただけたらと思うんですが、このバス運行に関しては、本当に真剣に考えていただきたいと思います。」と要望しましたが、都市交通戦略の基幹ルートを見直したらどうかという内容であって、「NHK前のさくら通り、岡保地域、学園線を結ぶルートをつくってほしい」という要望ではありません。理事者の皆さんが読み違えをしているのなら改めて言いますが、「福井市都市交通戦略の6方向による公共交通ネットワークと基幹バス路線整備」と「地域拠点」の考え方を見直すべきとの要望です。福井市全体の交通戦略を見直すべきです。
 路線バスの信号交通システムやバス停整備、基幹バス路線整備をおこない、地域コミュニティバスをフィーダー線とする図を描くべきではないだろうか。

 
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