視察・学習報告

 全国災害ボランティア議員連盟の研修会が29日~30日の間、静岡市にある県地震防災センターで行われています。
 
静岡県は昭和51年の東海地震説が報道されて以来、地震に備える施設、人的整備を進めています。東海地震は直下型の海溝型巨大地震で、震度6強~7の大きな揺れが1~2分続き、静岡県全域で激甚災害が起こると予想されています。
さらに、南海トラフ巨大地震による想定震源域は東海地震想定よりもさらに陸域にも広がり、静岡県沿岸の海底地形から津波が発生した場合は到達時間が2~4分と非常に短いとされています。
 
そうした中、自助である一人ひとりが家庭内対策の徹底をすること、共助である自主防災組織による日々の準備、訓練が、災害時の被害拡大を防ぎ、人命を守ることにつながるとの話を聞きました。
30日は、災害ボランティア活動支援にむけた環境整備、法律提言についてのワークショップのほか、HUG、DIGの災害図上訓練演習を行います。

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