本日、吉野町議会6月定例会の総務委員会が開催されました。
平成26年度は総務委員会副委員長をさせて戴いております。
本日の総務委員会での付託議案は、税条例、消防団定数の変更と補正予算関連が主な議案でした。
税条例の変更については、二輪、軽車両等の変更についてです。国の自治法改正に伴い、税金の値上げですが、消費税増税に伴う部分と共に自動車取得税の減額と同時に二輪、軽車両等の増税です。
昨年度から国で議論されてきた内容ですが、取得税を減らす代わりの財源として二輪、軽車両等の値上げとはいささかどうなんだろうと疑問を持つところですが、都市に比べて吉野町のような地方自治体では普通車と軽車両等の比率を考えた時、おのずと軽車両等の比率が高くなってます。
地方の国民に負担増になるのではないかと疑問が残ります。
吉野町独自に二輪、軽車両等の増税を軽減すればどうなるのか?
もし、町独自の条例として軽減すれば、地方交付税もその分減額されるそうです。
ん〜。
何か納得感がありません。地域主権、分権社会と言いながら…。自動的な足かせがそこにはあるようです。地方の国民に負担増になるのではないかと…。
次に、消防団団員定数の変更についての条例改正では、消防団団員減少に伴って毎年この時期に定員数の減少の条例改正があります。過疎地にとっては大きな課題です。
少数精鋭の定数とするのか、幽霊団員数の精査をするのか様々な視点があると思いますが、実に習った議論が必要だと思います。
これも減少基礎自治体の大きな悩みのひとつです。
また、公共交通路線の減少についての議論もありました。
僕は公共交通路線の減少は大きな地域ダメージを誘因されないか大きな心配をしています。
コミュニティバスの運用も広域化を真剣に、より具体的な考えを議論しなければなりません。
バス路線の廃止は限りなく避けなければならないと思うのですが…。
その他、消防施設についてや議会改革について、まちづくり基本条例審議会での進捗報告など審議されました。
議会のライブ放映なども更に意見交換が交わされました。
開かれた議会も大切な課題です。
様々な視点での議論は本当に貴重で、吉野町の発展と住民の生活の幸せに繋げなければなりません。
明日は文教厚生委員会です。
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