活動報告

共通課題

  • 辻本 茂
  • at 2007/12/01 22:31:55

某国会議員の先生に近い地方議員11名で会合・勉強会があった。僕は他で公務があった為、遅れて会食に参加した。もちろん車で駆けつけたのでノンアルコールで参加した。

話題は「後期高齢者保険制度」「吉野川のカビ臭問題」「広域し尿処理の問題」等々。僕が参加する前の勉強会では県から職員がお見えになってて「後期高齢者保険制度」についてお話があったらしい。

「後期高齢者保険制度」は現在奈良県内でも事務組合も一本化され、「後期高齢者保険広域議会」も始まっている。75歳以上の方を対象に保険証が増えるわけだが、国の制度だけにしっかりと勉強も必要だ。

介護保険制度も最近だが、更に後期高齢者保険制度も増え益々、社会的に弱者と言われるところが負担増となるわけである。高齢化社会とは言えこの福祉制度ははたしていい方向なのか?狭いところで選択肢を出しているところは国の縦割り行政そのもののように思われる。法改正の改善が必要だと思う。どこか違うように感じている政治家も多いと思うのだが。

「吉野川のカビ臭問題」も気温の低下とともに話題からは少し遠くなってきているようにも思うが、問題は根本的解決となってはいない。吉野川流域の各自治体で毎年ランニングコストとして活性炭の投入や入れ替えまたはその処理で数千万円かかっているわけだが、財政が厳しくなってる昨今、地方自治体ばかりが負担しなければならないのはどうかと思う。国交省(国)が知らん顔していること事態納得できない。引き続き要望・運動をしたいと思う。

「広域し尿処理の問題」もこの吉野五条地域ならではの大きな問題である。下水道は地域全戸数に出来ない物理的問題があるなかで、し尿処理は大きな問題である。合併浄化槽にしろ汲み取りが必要なわけだし、下水処理場にしても二重の負担となる。流域下水道に希釈投入できれば問題可決に大きく進むが、奈良県の特殊な事情がそれを許さないらしい。こういった問題はとにかく特殊事情が問題解決の後退化を招いているように思われる。もっとシンプルに出来ないものか!

我々地方議会でも、各自治体が広域で力を合わせ諸問題に取り組むべきである。

 


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