議会関係
行財政改革特別委員会で視察に行きました。今後の吉野町にとって大きな財政支出が見込まれる町内水道施設を視察し、現地において担当職員さんから説明をしていただきました。
町上水道施設では老朽化に伴う、ろ過装置ならびに停止中のろ過槽の説明を受けました。近い将来改修が必要であると聞きました。確かに古くなって錆がついてひどい箇所もみられました。次に吉野山簡易水道に視察に行きました。途中吉野山にも水を送っている飯貝貯水池も見ながら、吉野山に登りました。
吉野山簡易水道は大正14年に奈良県で2番目に認可を受け、昭和2年に供用開始した施設です。昭和55年には、生活様式の変化と観光客増加による水量不足を解消するため緩速ろ過から急速ろ過に変更し拡張したが、80年以上の年月を経てその主要な設備にはかなりの老朽化があり、早期の改修が必要であると説明がありました。
給水戸数 約352戸(旅館など含む)
年間給水量 138,033㎥
日平均 約378㎥
その次に柳簡易水道上水道にも視察に行きました。柳簡易水道は昭和44年に給水開始され、昭和55年に渇水期の水量不足を解消する為、新たに浄水施設の認可を受けたが、詳細は不明だが現在は使用されていない説明を受け、また平成4年には、緩速ろ過から急速ろ過に変更されたが、主要施設は40年以上経過しており、少しの降雨でも濁水がでる施設であり、早期に改修が必要と説明がありました。
給水戸数 約150戸
年間給水量 約24,500㎥
日平均 約70㎥
いずれの施設も生活基盤であるライフラインのひとつである「水」の問題である。早期に良い方向をつけなくてはならない。
頑張ってください。
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